安い情報を信じ過ぎ?
昨日、リペア工具の仕入れ先が事業継続しないと連絡がありました。
静岡にある会社なのですが、代表の方は事業を閉じてサラリーマンへの道へ進むとのことです。
私としては仕入れ元が一社無くなるので残念ですが、これは今の世の中仕方がないのですかね。
本人にとって「転機」は喜ばしいことですので、祝ってあげたいです。
情報の多様化
さて、ここ最近廃業や閉店などが少しずつ増えた気がします。
コロナの影響と一言で言ってしまえばそれまでなのですが、コロナが時代を進めてくれただけでコロナが直接的な原因とは言えないと思いますよ。
遅かれ早かれ日本はこういう軌跡を辿るのだと思います。
なぜなら、惜しげもなく技術動画をバンバンアップしている技術屋さんが沢山ネット上に存在し、今では自分でできないことなど無いくらいです。
もちろん、私もその一人と言っても良いでしょう。
ホームセンターなんかはプロ用の工具や部材を売っていますし、ネットで探せば何でもある時代です。
既に職人は不要な時代ですから、どんどん仕事が無くなるでしょう。
それ自分の首絞めてない?
と思うほどプロがプロの仕事を素人でもできるようにネットに公開していますからちょっと驚きです。
ただ、この競争社会では「自分がしなくても他がするのであればやはり自分でやる」が自然なのでしょう。
それは誰も止められないですし、SNSができた時点でこうなることは解っていたのだと思いますよ。
そういう社会は何となく寂しいですが、資本主義社会では当たり前なのかもしれません。
心配なのは安い情報に飛びつくということです。
情報弱者は安い情報に飛び付き、それを完全に信用してしまいがちですが、本当に大丈夫ですか?と言いたいのです。
怖い事ですが、習慣化されたことは自然とそれが当たり前のものを作り出していきます。
それ?どこの情報?と聞くとほとんどが「ネット」の情報と答える人が多いですね。
何でも自分で考えた方が安全
2年前父の49日に〇〇がご仏前で〇万円包んできました。
驚きましたね。
親類縁者ですので、単刀直入に聞きました。
回答は「ネットに書いてあったから・・・」と言うのです。
後から調べてみると確かにいろいろなホームページに書いてありますが、これ信じて良い情報なのでしょうか?
仏事に関しては地域性などがかなり大きな要素です。
仏前や香典は全国均一でもないですし、仏具屋のホームーページの情報が正しいか?と言えば、正しくないです。
法要事や仏事は皆何かと情報弱者になってしまっていますので、そういう情報を信じがちなのですが、やはり自分で考えた方が良いです。
信じる前にまず行動を起こすことでしょう。
その情報信じて良いの?と自分に問いかける習慣を付けた方が良いと思いますよ。
最近はあまりにもひどいと思いますね。
以上