
考える瞬間
社会を客観的に眺めていると、どうしても頭に浮かんでしまう言葉があります。
それが 「思考停止」と「他力本願」。
これが良いのか悪いのか──そんな単純な話ではないのですが、妻も同じような感覚を持っているので、つい話が盛り上がってしまいます。
政治もメディアも、そして最近の若い世代も、どこか“ふわっ”と他力本願で生きているように見えてしまう瞬間があるんですよね。
昔みたいに政党がバンバン分裂するわけでもないし、むしろ分裂しているのは野党ばかり(笑)。
今日はそんな雑感を、少しだけ書いてみます。
深く考えることを避ける時代?
最近、「人が深く考えることを避けているのか、それとも考えられなくなっているのか?」と感じる場面が増えました。
象徴的なのが サイバー犯罪です。
件数は増えているのに、インターネットリテラシーやスマホリテラシーは驚くほど低いまま。
ニュースで取り上げられる手口なんて、専門家から見れば“子供だまし”レベルのものも多いのに、それでも引っかかる人が後を絶たない。
しかも引っかかっているのは大企業の社員だったりするわけで、なんとなく「ぬるま湯感」を象徴しているようにも見えます。
中小企業も同じですが、ニュースにならないだけで、結局は会社に依存している構造は変わらないのです。
こういう現実を見ると、やっぱり日本には「依存体質」が根強く残っているんだなと感じます。
セキュリティとは
もちろん、鋭い人たちもたくさんいます。
ただ、そういう人たちはどうしても“ふわっと生きている人たち”を利用してしまう。まるで狼と羊なんです。
最近特に気になるのが、サイバー犯罪の増加に便乗して 「セキュリティ」という言葉だけが独り歩きしている こと。
「セキュリティが大事」と言われると、みんな深く考えずに何かに頼ろうとしてしまう。
でも、本来セキュリティの基本は 人間の思考 なんですよね。
「日頃から何ができるか?」この意識さえあれば、気付けることはたくさんあるはず。
UTMの“万能感”に潜む違和感
先日、某メーカーに勤める知人が来社して話していったのですが、最近どこの業者も UTM(統合脅威管理) を売りにしています。
「ネットの線を通せば全部守れますよ」そんな雰囲気で提案してくるわけです。
でも専門家からすれば、「そんなわけないでしょ」と即ツッコミたくなるんです。
月1万円程度で万能な防御なんてできるはずがないし、「じゃあサイバー犯罪に遭ったら保証してくれるんですか?」と聞けば、返ってくるのは決まって NO。
それなら何を守ると言っているのか…。
考えずに「セキュリティ」という言葉だけで依存してしまうから、業者としては提案しやすい構造ができてしまうんです。
ほとんどの中小零細企業に入っていますが、売っている人たちも導入している人たちも何をしているか知らないときたので驚きです。
これもまた「思考停止と他力本願」の一例だと思っています。
自分の頭で考えるということ
もし私が会社勤めだったら、きっと“狼”側に回らざるを得なかったでしょう。
そう考えると、「ああ、自分はサラリーマン向きじゃないんだろうな」と感じる瞬間があります。
何をするにも自分の頭で考えたいし、誰かに依存したくない。
私の人生は全部オリジナル。
失敗したら「自分がバカだった」と反省すればいいだけの話です。
他力本願で生きていたら、怒りの矛先はどこに向かうんでしょうね(笑)。
同じ感覚を持つ人に出会う嬉しさ
そんなジレンマを抱えながら仕事をしているのですが、先日、某弁護士事務所の4歳年上の弁護士と話したとき、驚くほど波長が合いました。
「同じことを感じている人がいるんだな」そう思うと、ちょっと嬉しくなるものです。
そんな折、ふと目に留まったNOTEの記事がありました。
読んでみると、私が普段感じていることと驚くほど近い内容。
思わず「そうそう、これなんだよ」と共感してしまいました。
日本もまだ捨てたもんじゃない。
みんな同じことを感じていても、口に出さないだけなんだろうなと。
もちろん全員が同じ意見ではないでしょうが、大きな流れとしては共通している部分がある。そう思うと、なんだか少し救われた気持ちになります。
せっかくなので、その記事をここでも紹介しておきますね。


時間があれば読んでみてください。
このニュースもそれでしょ。教師が何も考えずに相手の言うがままにスクショを送るなんてないでしょ。

以上


