2018年の2月にイレウス再発で10日間日赤病院に入院して、早3年近く経過します。
月日は早いものです。
実際に開腹手術をしたのが当時19歳だったので、それからすると31年後のイレウス再発になりますが、あの時は本当に驚きました。
31年後?
まあ~時々痛んではいましたが、入院までなることはありませんでしたからね。
初めて「死」を感じた瞬間でした。
それが今でもトラウマになっていて、以前のような食生活には戻らないと思います。
父も胃がんの手術をし、今イレウスに苦しんでいますので、自分がモデルになりイレウスの原因を知りたいと考えました。
正直、医者は頼りになりませんし、現実的にイレウスは経験じゃないと予防法は分からないと思います。
ほとんどの医者は「宿命」と言うのですが、やはり原因があるのだと思いますよ。
そこで2018年から自分の身体のデータをずっと取り、なぜイレウスが発生するのか?
その原因分析をしてきました。
意外とこれは孤独です。
解ったこと
私は飲んでいませんが、一般的にイレウスに「大建中湯」という漢方薬が良いと聞きます。
それをヒントに実験しています。
この薬には内臓を温めるという効果がある漢方薬みたいです。
また、多くのイレウス患者は冬に入院をされるケースが多いということを考えると、単純ですが、イレウスは潜在的な「冷え」が原因になっているのではないか?
そう考えたのです。
「冷え」が内臓(癒着部)の鈍化を起こし、イレウスを引き起こす?
そう考えて徹底的に内臓を温める努力をしています。
イレウスのメカニズム
術後イレウスのメカニズムは手術した箇所と臓器などが癒着したところが炎症を起こし、そこに食物が滞留することで、腸の動きが鈍化し、ガスが溜まって閉塞すると言われています。
なぜ、炎症を起こすか?
消化しきれなかったものがそこで詰まってしまうからだと思いますが、なぜ?消化できなかったのか?
食べものなどが引き金になるケースも多いですが、私が考える2つのキーワードは「冷え」「咀嚼」です。
この2つさえしっかりしておけば、これが予防になり、恐らく薬に頼らなくて済むと考えています。
私の改善方法
私なりの考え方なので、医学的見地は全くありません。
しかし、世の中には医学で証明できないものなど沢山ありますので、まずはリスクがないレベルでやってみることです。
私は東洋医学的に従い、身体を冷やさずに免疫力をアップさせる中国的考え方があっているように思います。
ですから私は
1,おなか周りを温める
2,冷たいものを摂取しない。
3,よく咀嚼して唾液と絡めて体内に入れる(消化の促進)
この3つを守っています。
バカのような感じなのですが、いろいろ分析していくとそれが最大の予防になっている気がします。
ですから、さ湯(80度くらい)を飲み、冷たいものは一切食べません。
果物など食べる時もありますので、その場合はお湯と一緒に食べ、内臓を冷やさないように心掛けています。
冬場は腹巻など、おなか周りを温め、内臓の動きを鈍化させないようにしています。
信じる者は救われる?(笑)
持病とうまく付き合っていくという感じですね
知人と飲みに行くときは「とりあえずビール」ができないのが残念ですが、仕方ないことです。運命と思えばあきらめもつきます。
また、ゆっくり噛んで食べるので、あまり人と食事に行かなくなりました。
コロナ禍ですので、丁度よい感じがします。
先の見えない戦いのような気がしますが、全国でイレウスで悩んでいる方も大勢いますので、何かの参考になれば良いです。
ちなみにこの「体を温めてる予防法」を初めてから1年くらいになりますが、以前のようなおなかの状態ではなく、冬場でも良い状態が続いています。
ですから、大建中湯を全く飲んでいません。
「冷え」とは体の状態を悪くするという中国的な考え方があります。
これは非常に参考になりましたね。
では、また!