
小さかった悩み
笑われるかもしれませんが、私は子どもの頃からずっと きゅうりが食べられません。
今でもちょっと苦手です。
根本的な理由は自分でも分からないのですが、とにかくダメなんです。
極端ですが、きゅうりを切った包丁で切ったものは全て解るというくらいその匂いに敏感なんです。
例えば、台所で誰かがきゅうりを切っていると、すぐにその匂いで分かりますし、食卓にキュウリのスライスが並んだ瞬間に食欲が減退します。
なぜか?
不思議ですが、分かりません。
まあ、30代くらいになると少しマシになりましたし、強制的に食べさせられれば食べられるようになりましたが、絶対に好んでは食べません。
今日はそういうキュウリに対してのエピソードを書いてみます。
給食が“恐怖”だったあの頃
昔の小学校は「給食は残してはいけない」が当たり前でしたよね。
食べ終わるまで帰れないので、苦手な食材が出た日は本当に地獄でした。
当時の先生はめちゃくちゃ怖く、スパルタが当たり前だったからです。
掃除の時間になっても泣きながら給食を食べている子がいましたが、あれは他人事じゃありませんでした。
「次は自分の番かもしれない」と思うと、笑って見ていられないほどの恐怖でした。
当時の給食はパン2枚と牛乳、おかずが2品程度かな?
サラダが出た日は、パンにサラダを挟んでそっと袋に戻し、一気に丸めて机の中へ突っ込む。
そして帰り道に通学路の川へポイ捨て。
あまり良いことではありませんが、生きていくためには仕方がなかったんです。
今思えば、それを周りに気付かれずにやるという行為は完全に“犯罪者の心境”でしたね。
そうそう、万引き犯の心境が解ります(笑)
当然、その日はわずかなおかずだけで腹ペコ。
途中で駄菓子屋で菓子かって食べてましたね。
でも、どんなに腹ペコでもきゅうりの恐怖には勝てませんでしたから、耐えられた気がします。
夏=きゅうりの季節=地獄
夏はきゅうりのシーズン。
給食に出る確率が上がるので、私は夏がそんなに好きではなかったです。
特に忘れられないのが、きゅうりが豊作だった年。
なんと 1日おきにサラダが登場するんです。
小学2〜4年生の私は、学校に行きたくなくなるほど追い詰められていました。
しかもそのサラダが「マセドアンサラダ」。
忘れもしないサラダの王様です。
キュウリがごつごつ入っている動物の餌みたいなサラダ。
誰が食べるの?
と言わんばかりにぶつ切りのキュウリがせせら笑っている、あの悪魔のようなサラダを思い出すだけで背筋がゾッとします。
それでも一度も失敗せずにパンに隠し続けたのは、ある意味“要領の良さ”だったのかもしれません。
きゅうり嫌いは意外と多い
この歳になってそういう話を笑い話で話すと、きゅうり嫌いって意外と多いことが解りました。
芸能人だと関根勤さんや有吉が有名ですし、私の周りにも何人かいました。
理由はだいたい同じで「青臭い」。
その青臭さも、スイカが低音であれば、キュウリは高音の位置づけ。
もちろん、きゅうりがダメな人は スイカもNGなことはキュウリ嫌いの中では当たり前です。
キュウリ嫌いでスイカ大好きという人は私たちから見れば異質なんです。
ただ メロンは食べられる。
これ、共通なんですよね。
大人になっても続く“きゅうり問題”
社会人になってから、きゅうり嫌い同士で居酒屋に行き、「もろきゅうを食べる罰ゲーム」をしたことがあります。
嫌でしたがノリで参加。
負けた時は気絶するかと思いましたが、意外と食べられたんですよね。
人生初のもろきゅうでした。
とはいえ、基本的には今でも食べません。
一番困るのは カレーライスに付いてくるサラダ。
これキュウリ嫌いの人は皆言います。
笑い話です。
カレーは大好物なのに、なぜか必ずサラダが付いてくる。
店側はサービスのつもりでしょうが、私にとっては迷惑以外の何ものでもありません。
「カレーだけ食べさせてくれ」と心の中で叫んでいます。
「ランチのみサラダサービス」と店の前に張り紙があるだけで敬遠です。
その点、 ココイチは純粋にカレーだけを楽しめるオアシス。
きゅうり嫌いにとっては本当にありがたい存在です。
というように人生にはいろいろな苦難があるんですよ(笑)
以上


