中国の若者の仕事への価値観

日常の話

重要なのは貪欲さ

昔からなぜか中国人に縁があって、今のオフィスでも隣の席には何人か中国の方がいます。

気づけば、人生の中で中国の人と接する機会がずっと多いんですよね。

今日は、そんな中国の人たちとの仕事で感じたことを少し書いてみます。

“ドライ”な中国人

うちの仕事は部品の仕入れが多いので、当然ながら中国とのやり取りが頻繁です。

メールひとつ取っても、いろいろなエピソードがあります。

以前こんなことがありました。

ある部品を買うとき、私があれこれ細かいことを言ったんです。

すると返ってきたのは、

「買うのか?買わないのか?どっちだ」

という、非常にシンプルな返事。

怒っているわけではなく、ただ“面倒なことは嫌い”というスタンスが伝わってきました。

日本人のように「相手の気持ちを察して…」という文化はあまりなく、白黒ハッキリさせるのが彼らの流儀なんだと感じます。

個人の価値観

とはいえ、国や人種で人間を決めつけるのは違うと思っています。

日本人でもウェットな人もいればドライな人もいる。

だからこそ、ビジネスでは余計な感情を入れず、淡々と「白か黒か」で進める方が後腐れがない。

実際、私が仕入れをお願いしている中国の担当者(28歳)は、とても頼りになる若者です。

ビジネスの視点

私の周囲の同年代――大企業の社員や甥っ子など――を見ていると、仕事に対する情熱があまり感じられないことがあります。

どこか“守られている側”の視点なんですよね。

一方で、中国の担当者と話していると、「あ、この人は自分の力で生きていく覚悟があるな」
と感じる瞬間が多い。

視点が違うんです。

惰性で働いている人とは会話の深さが全く違う。

年齢は関係なく、価値観がしっかりしている人は話していてすぐ分かります。

仕事は一気に進む

その担当者とは価値観が共有できるので、こちらの要望にも積極的に協力してくれます。

今回も送金方法を変更する際、面倒な手続きにも嫌な顔ひとつせず対応してくれました。

もし私が彼の立場なら、「面倒だからもう取引やめよう」と思ってしまうかもしれません。

特に、彼らから見た日本はもう“魅力的な市場”ではないでしょうし、わざわざ付き合う理由も薄いはずです。

それでも続けてくれるのは、彼のプロ意識と情熱なんだと思います。

日本はこれからどうなるのか

政治の話は詳しくありませんが、日本が再び世界で存在感を取り戻す未来は、正直あまり想像できません。

中国との関係も今後どうなるのか不透明ですし、アメリカ一択の姿勢が本当に良いのか…と考えることもあります。

ビジネスの現場では、もう中国抜きでは成り立たないのが現実です。

国とか年齢とか関係なく、“どんな価値観で仕事をしているか”これがすべてだと思います。

そして、たまたま出会った中国の若者は、まさにその価値観が合う相手でした。

だからこそ、日本では手に入らないレアな部品も、彼のネットワークを通じてスムーズに入手できるのです。

これもまた、仕事への情熱が生む結果なんでしょうね。

以上

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