久しぶりの再会と、気づかされた「視点」の話

日常の話

再会

昨日、実家の近くにあるコメダ珈琲へ行ってきました。

小学校時代の友人と、何年ぶりか分からないほど久しぶりに会うためです。

彼とは小・中学校が同じで、ずっと一緒に遊んでいた仲でしたが、高校は別々。

彼はエリート校へ、私は三流高校へ。

そのあたりで人生の道が分かれたような気がしていました。

それでも不思議な縁というものはあるもので、19歳の頃に一緒に八方尾根へスキーに行ったんです。

私は四国、彼は福岡の大学に通っていたので、大阪のバスセンターで待ち合わせて、そこから夜行バスで長野へ。

スキー初心者のくせに、いきなりプロ仕様の八方尾根に挑んだ話で、昨日も大笑いしました。

その後も、帰省のたびにお茶をしたりしていた記憶がありますが、30代を過ぎてからは疎遠に。

40代で一度、別の級友を交えて会ったきりで、今回はおそらく15〜16年ぶりの再会でした。

コメダで先に席に着いて待っていると、彼が入ってきました。

驚いたことに、ほとんど変わっていない。

懐かしさと安心感が一気に押し寄せてきました。

話の大半は思い出話でしたが、ひとつだけ、仕事の話をしている時に「おっ」と思う瞬間がありました。

今日はそこをちょっとだけ書きます。

彼は某企業でプロジェクトマネージャーをしていて、キャリアも私と同じく紆余曲折。

私は人と話すとき、「今どんな仕事をしているか?」よりも「これまでどんな仕事をしてきたか?」のほうが、その人の本質が見えると思っています。

彼の話を聞いていると、徹底してシステム系の仕事を貫いてきたことが分かり、そこに一本筋の通ったポリシーを感じました。

そして私の仕事の話になったとき、彼が放った一言に驚かされました。

「それって(セルフリペア支援事業)、全部オリジナルでやってるの?」

普通なら「規模は?」「業績は?」といった表面的な質問が多いものですが、彼は違いました。

“ビジネスの構造そのもの”に目を向けていたんです。

ここは正直凄いと思いました。

実際、私が起業した当初はウェブ系の開発会社からスタートしましたが、既存ビジネスは参入障壁が低く、競争が激しい。

結局はホームページもネットショップも今は無料でできる時代。

いくつもの会社が倒産していきました。

だからこそ、私は次なるビジネスに「完全オリジナルのビジネス」を目指してきたのです。

でも、その本質に気づいた人は、今までに彼だけでした。

セルフリペア支援のビジネスは、単なる部品売りとは大きく違い、部品、PCの種類や特性、物流、販路、仕入れルート…

全体を理解していなければ成立しないビジネスなのです。

だからこそ参入障壁が高く、競争になりにくい。

その“全体感”を理解しているからこそ、品質が担保され、安心してセルフリペアを提供できる。

そこがオリジナルであり、価値の源泉なのです。

その核心を、彼は一瞬で見抜いた。

「やっぱり地頭が違うな」と思いました。

実は彼、脳の手術を2回受けているので少し心配していたのですが、話してみると昔のまま。

むしろ以前より冴えているようにも感じました。

やっぱり、持つべきものは友ですね。

考え方、価値観を共有できる友人と久しぶりに楽しい会話ができました。

2時間ほど話し込んで、「また会おう」と言って別れたのですが、久しぶりの再会は、懐かしさだけでなく、大切な気づきもくれました。

改めて賢い人は、見るところが違う。

そんなことをしみじみ感じた一日でした。

以上

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