子育て論
今日の表題が気になるところですが、そんなに深い話ではありません。
どこにでもあることなのでしょう。
誰が読んでいるか分かりませんので、詳しくは書けないですが、親類縁者に若くして借金に苦しんでいる人がいるんです。
さて、親が助けるか?
この類の問題が最近多みたいですが、この「借金をする」という行為は依存症と一緒で怖いものです。
ゲームやオンカジ依存、買い物依存など、若者を取り巻く環境は「依存」だらけですからやむ得ないのかもしれません。
しかも、驚くほどに借金が簡単にできる時代でもあります。
一般論から言うと子供の借金を親が肩代わりすれば、また子供は繰り返すから肩代わりしてはだめです。
となります。
ここは最もな意見と思いますが、私は違います。
確かに借金をしているのは成人なので、後始末は自分でしなければなりませんが、そういう人間形成をしたのはその親なんです。
ここで考えて欲しいのは借金をした理由ではなく、どうして借金をしたか?
借金に至るプロセスが問題であって、借金をしたことへの善悪はその次の問題だと思います。
お金への価値観は幼少期に付くものです。
そのような価値観が勝手に付くわけないので、それを勝手にその子の理由にすり替え、親は関係ないというのはあまりにも無責任ではないでしょうか?
「三つ子の魂、百まで」と言いますよね。
それが今の時代、子供を可愛がるだけでのペット状態に見えるんです。
当然の事ながら大人になりきってない親が子供を育てている時代ですから、仕方がないと思うのですが、だからこそその親の親、つまりおばあちゃんが教えてあげなければならない時代だと思います。
だから親を殺したり、借金地獄、依存症、精神疾患などの若者が量産されているのだと思います。
戦後の高度経済成長から日本の生活環境も大きく変わってきましたが、唯一変わっていないのが人間の成長プロセスです。
AI時代の到来で、過去の考え方は悉く古くなってきていますが、この人間を育てるプロセスだけは変わってはいけないのだと思います。
この1~3歳までに自己肯定感が育ち、認知機能や善悪の判断、そして価値観などのベースになるものが育ちます。
ここをペットのように可愛がるだけ可愛がって、借金したのはテメーの問題だろう!親が関係あるか!!
これがあまりにも身勝手と思ってしまうんです(笑)
過去は変えられないのですが、子供の苦しみは親も一緒に苦しむのが当然じゃないでしょうか?
ここは親もしっかり自分の考えを持って欲しいです。
ちなみに私は借金が嫌いです。
とにかく人から借りることや、人の世話になることが異常なくらい嫌いなんです。
愚痴になっちゃいましたが、第三者だから言えることもあるのだと思いますね。
以上