
四次元で情報をまとめる
最近つくづく感じるのが、検索エンジンのマーケティング。
以前は「検索して選ぶ」だったのが、今は生成AIのツールが充実して、単純に画面に向かって「問いかける」になりました。
ネットショップを運営していると良く解ります。
人の購買という視点で考えると、もう 従来のSEOだけに頼る時代じゃないということに気付くんです。
これは時代の流れなんでしょう。
つまり、人間と同じで、生成AIも「この情報は信頼できる」と判断したものしか「解」として提示しないと思います。
そうすると自分の会社やショップは生成AIからどう思われているのか?
そう考えちゃいますよね。
なぜなら、最近生成AIを使っている人が多くなり、これから先はもっと依存してしまう世の中に変わってくんだと思うからです。
要は対話型ですね。
「検索エンジン」というものが自分で探すという時代から、人に聞いて教えてもらうという時代に確実に変わっていきます。
良く映画の中のワンシーンでみるでしょ。
こんな感じのシーン

これなんです。
生成AIに聞いて回答を導きだしているシーン。
これが未来形の検索エンジンの姿であれば、生成AI(ジェミニやchatGPT)は言わば相棒です。
彼らから自分のECサイト(お店)が選ばれなければならないのです。
選ばれなくてもその導線となるものを持ってきてくれないといつまで経ってもECサイト(お店)には人が入らないでしょう。
ですから、生成AIにとって“自信を持って紹介できるサイト”であることが今後は必須条件になるんです。
要は信頼性ですね。
特に詐欺サイトが横行している世の中で生成AIの信頼性を向上していかなければなりません。
今日はちょっとそこ書いてみますね。
どうやって信頼性を作るのか?
私はグーグルSEOをベースに 四次元的に構造化するブランディングを10年前からやっています。
そこに情報をどんどん詰め込んで行っています。
つまり、メインのドメインを起点にして自社サイト他、導線となる関連サイトやブログをその配下に置いたんです。
これで生成AIが探しやすく、内容を検視し易くなります。
1,専門性(どういう事業なのか?)
2,経験値(事業の歴史、評価)
3,権威性(その事業がどれだけ影響力があるか?)
4,信頼性(経営者はどういう思想でビジネスをしているか?経営者の人間性)
私の提唱している生成AI対策はこの4つを立体的に積み上げていくイメージです。
実際、生成AIが使い始めるとその効果を出し始めているんです。
ショップで実証できたこと
私が運営している部品専門店「再生備品工房 ダイナショップ福岡」は、広告を一切出していません。
全く出していないんです。
それでもグーグルのエンジンから来店する人は単純計算で平均600人/日です。
これはグーグルだけにフォーカスし、特定のワードから入ってきている検索ワードからの自然流入だけなので、他にもMSNの検索エンジンやSNSリンク、ブログリンクなどからも毎日沢山の人が訪れています。
下記はECサイト(お店)の自然流入のグラフです。

最も多いのがブログからの流入です。
これは生成AIブームで「探すことに疲れた」という人が徐々に生成AIに乗り換えてきている証拠なんです。
単純に生成AI(Gemini やCopilot chatGPTなど)から回答を得るという人が増えたからですね。
私も対話型は便利と思います。
最適な解じゃないかもしれませんが、検索して、自分でその解と見つけるより効率が良いからです。
大規模モールなどのヤフオクやメルカリ、ショッピングサイトで検索して探すのがうんざりという方も多いみたいです。
これは検索窓に入れると関連する全ての情報まで出しているからでしょうね。
結局、簡単で便利な方が良いんです。
みんながみんなそういう訳ではないですが、そういう人が多くなってきたというだけのこと。
そこでECサイトの信頼性を最も強く支えているのがドメイン配下に作った 生の個人ブログ です。
運営者の価値観など、どういう意図でビジネスをしているか?
実は生成AIはここまで読み取っているのです。
それをいろいろな実験で割り出しました。
実践している“4次元サイト構造”
詳しく言えば、ドメインの中心に dynalabo.com というポータルサイトを置き、そこにビジネスの全体像や理念をまとめています。
これを生成AIがインデックス化して持っているため、その配下に子事業をまとめています。
そのうえで、以下のようにサブドメイン化し、生成AIが分かり易く辿れるよう展開しています。
- shop.dynalabo.com
部品ショップ本体(主力事業) - shop.dynalabo.com/子番号
同一サブドメイン配下に部品ごとの詳細情報を解説し、主力事業の黒子になっている - repair.dynalabo.com
世界のセルフリペアを支援する専門ブログ化し、その種の情報をアップ - blog.dynalabo.com
経営者としての価値観や考え方を毎日更新
この“4次元構造”がメインのビジネスサイトの信頼性を底上げし、結果としてECサイトの優位性につながっていると思います(推測)
LLMO時代は「思想の透明性」が武器になる
もちろん、SNSでフォロワーを増やす戦略もジャンルによっては有効ですが、私のECサイトではあまり効果的でないんです。
要はそういうジャンルで変わってくるということです。
お悩みビジネスの一環ですのでニッチ市場で「突発的なトラブルを解決する」サイトですから、人に聞く感覚です。
そういう問題解決型の内容はSNSよりも AIO(AI Optimization)やLLMO(大規模言語モデル最適化) のほうが断然効果的だと気づきました。
生成AIは、同一ドメイン内にある個人ブログから「この経営者はどんな思想で、どんな価値観で、どんなビジネスをしているのか」を過去の履歴から紐付け、サイトの信頼度を読み取ります。
そういうことが生成AIにとって非常に重要でブランディングされていることを事細かく見ています。
AI時代のプライオリティは“歴史”が問われる
これからは、「どれだけ検索エンジンに最適化したか」ではなく、「どれだけAIに信頼される存在になれたか」が重要になっていくはずです。
そう考えると、起業して、会社と作って商品を開発しました。それを検索上位に上げることは可能です。広告などを配信すれば良いからです。
これはグーグルビジネスを使えば簡単です。
それはテクニックでもあり、グーグルがビジネスを優先していることがあるからなんです。
ただ、これからの生成AI時代は会社自体に歴史が無いので生成AIで紹介してもらうことができないんです。
もちろん、ビジネスとしては何かサービスができるかもしれません。
しかし、既にテクニックでカバーできる時代は終わり、信頼できる情報が中心になってきているのも事実です。
資本主義ですから、これがどう転ぶか?分かりませんが、生成AIから選ばれるにはどうすれば良いか?
答えはありませんので、自分の言葉で伝えていくことが重要なんでしょうね。
以上


