デフレが残る業界

日常の話

同行営業

先日、東芝テックの担当者と一緒に、福岡県岡垣町にある某企業を訪問してきました。

今回の目的は、新しい機器の納品と、今後の請求先について経理部長と打ち合わせをするため。

…なのですが、

今日はその話ではなく、道中で感じた“デフレ感”について書いてみようと思います。

昔からの付き合い

まず、今回同行した東芝テックの担当者。

ただのビジネスパートナーではなく、私がサラリーマン時代に一緒に仕事をしていた仲間で、なんと私の結婚式の保証人まで引き受けてくれた人なんです。

年齢も近く、同じ時代を生きてきた“戦友”のような存在です。

そんな彼が、今は私の会社の担当者になってくれているので、仕事もやりやすいし、何より気心が知れているのがありがたいところです。

車内では昔話や近況で盛り上がり、あっという間に目的地へ。

こういう時間って、なんだか嬉しいものですね。

岡垣の企業と歴史

訪問先の企業には、私がサラリーマン時代に導入した東芝製の機器、そして独立後に納めた機器が今でも現役で動いています。

ただ、コロナ以降は取引内容が大きく変わり、今では複合機の請求とラベル卸くらいしか残っていません。

その再構築のために、今回テックさんと一緒に協議することになったわけです。

終わらないデフレ

世の中は物価高でインフレが続いています。

しかし、すべての業界がそうかと言えば、そうではありません。

売れるものは希少になり、価格が上がり、それでも売れる。

だから売り手は強気になれる。

一方で、売れないものは値段を下げざるを得ず、デフレ状態が続く。

売り方を工夫しなければ売れない世界です。

複合機の業界は、まさにこの“デフレ側”にいると感じました。

というのも、道中で担当者に3本の電話がかかってきたのですが、その内容の2件がすべて「値引き交渉」。

これには驚きました。

まだまだ複合機市場はデフレの真っ只中なんだと実感しました。

メーカーが多すぎる問題

人が物を買う基準は、大きく分けて「ブランドがあるかどうか」。

ブランドを好む人が多ければ強いメーカーが勝ち、そうでなければ価格競争に巻き込まれます。

複合機業界には富士、リコー、キャノンといったブランド力のあるメーカーが存在しますが、だからといって彼らが圧倒的に優勢かと言えば、そうでもありません。

市場は縮小しているのに、生産規模は変わらない。

だからデフレが続く。

仮に大手が減産しても、東芝、ミノルタ、京セラなどの“二番手メーカー”にスイッチする選択肢がある。

でも、そもそも複合機にブランドを求める人がどれだけいるのか?

…正直わかりませんね。

私は動けばいいし、トラブルの時に助けてくれるだけで良いです。

ただ、この複合機市場はペーパーレス化が進む中で、さらに縮小していくでしょう。

パソコン業界も同じ未来へ

パソコン業界も、Windows11への切り替え特需で一時的に盛り上がりましたが、AI時代を考えると先行きは明るくありません。

AIが仕事を代替していくことで、「2台必要だったパソコンが1台で済む」という状況が当たり前になるんです。

そうすると確実に市場台数は激減してきます。

売れなくなるではなく、必要無くなるのです。

紙からメールへ移行したことでコピー機やFAXが衰退したように、パソコンも徐々に同じ道を辿り、長いトンネルに入っていくでしょう。

他国からもベンチャー企業が入ってきていますので、さらに激化していきます。

HP、DELL、レノボなどの大手メーカーも水面下で動いていると思いますよ。

需要を読み、規模を調整し、どう生き残るか。パソコン業界も岐路に立たされていると感じます。

多少ブランドやデザインにこだわる人はいるでしょうが、結局は“単なるツール”なんです。

HP、DELL、レノボでなければならないということはなく、ビジネスでは動いて、そこそこ安定しておけば事足りるんです。

それは複合機と同じ構造ということは誰だって解ります。

難しい時代になりそうです。

以上

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