dynabookの海外修理
最近は海外の日本人在住dynabook愛好家の方からの相談が増えました。
日本人の方でdynabookを海外に持っていき、ビジネスやキャンパスライフで活用されてある方が沢山います
ただ、帰国後聞いてみると、故障などがあると苦労するらしいです。
「?」
東芝のPCには「ILW」というものがあり、海外修理が可能?と聞いていました。
もちろん、私もカタログ上の知識にすぎません。
その時は何も思わなかったのですが、数ヶ月後もパリ在住の日本人女性から相談を受けたのです。
メールのやり取りをする限りでは知人と同じように修理に持っていく場所が無いと言われていました。
私の知る限りでは「ILW Support(海外保証)」の専門サービスセンターなどがあり対応してもらえる?と思っていました。
ILW Support(海外保証)
https://dynabook.com/assistpc/ilw/index_j.htm
海外保証など受けたことが無いので、私も良く理解していませんが、何やら地域によっては日本のサポセンに電話して、日本に送るらしいです。
「??」
当然のことながら私のイメージしていた海外保証ではなかったのです。
リペア部品を海外に送って緊急対応
そこでその方へはパリ近郊の修理屋さんに持っていくようにお伝えして、数日後にまたメールがありました。
海外のPCショップで診断すると液晶ケーブルの破損らしいのですが、部品が無いので修理できないと言われたらしいです。
機種は国内モデル、海外モデル共通部品のSatellite L50シリーズですから、国内モデルで言えばdynabook T45/Dです。
国内モデルのdynabookが海外の修理屋さんから言えば海外パソコンになるらしく、海外パーツでしか修理できないようなことを言われたらしいのです。
国内、海外部品で変わらないのですが、dynabookマニアでなければ分からないのでしょう。
それを修理屋さんに伝えたかったのですが、面倒なので、こちらで部品を用意して送ることにしました。
ただ、送料その他を考えるとご家族の方に送り何かと一緒に送ってもらった方が良いことになり、私は国内配送のみに留まりました。
1ヶ月後くらいに修理完了のメールが届きましたが、嬉しかったですねェ~。。
その時、遣り甲斐を感じました(笑)
そういう問い合わせが最近非常に増えたのです。
上記は経験であってdynabookさんの海外修理は下記のようなインフォメーションがあります。
参考にしてください。
https://dynabook.com/assistpc/repaircenter/kaigai_repair.htm
このサービスでは使えません。
結局、日本の実家に何かと一緒に送って、そこから修理センターへ送ってもらえば良いですが、その期間何ヶ月も使えませんよね。
これでは困った時のサービスと言えません。
日本人ビジネスマンの国際化の波
国際化?というか、海外に出張したり、留学したりなど、日本人も海外渡航が増えたのだと思います。
恐らく、日本人ですから使い慣れた日本語パソコンを海外に持っていくと思いますが、故障時がこんな対応だとは思わなかったですね。
そこで、それこそ海外で故障したら、セルフメンテナンス(セルフリペア)を活用できないか?と考えます。
そうです、直接部品を送った方が早く着くし、そんな時は安心感もありますよね。
そう考えていた時にシンガポールの女性から同じような相談を受けました。
今回はアジアですから、海外輸送の範囲内と思い部品を送ることにしたのです。
だからリペア部品を送る
まず、シンガポールの女性の方へは下記ショップから注文を入れてもらいました。
ペイパル決済したかったらしいのですが、ダイナショップは国内のショップなので、カートシステム内で郵便番号チェックを行っている模様です。
ですから海外からの決済でエラーになるみたいですので、今回は事情を話して銀行振込(JNB)で決済して頂きました。
早速、近郊の郵便局に行き、国際郵便のEMSやeパケットなど、国際郵便のノウハウを聞き、何が安全で速いか?安いか?などを教えてもらったのです。
餅は餅屋ですので、いろいろ調べるより専門家に聞くのが一番です。
EMSが安全で速いとのことですので、今回はEMSで送ることにしました。
シンガポールまで500g以内1400円ですね。
海外発送のポイントは1つです。
ワールドワイドに考えた場合、通常便は壊れ物を運ぶという概念が無い模様ですし、地域によってはどういう扱いになるか?分からないらしいので、梱包は厳重にした方が良いとのことでした。
参考ですが、中国からのチャイナポストなどは非常に扱いが荒いです。
こういう感じでいつも届きます。
今回はCPUファンを送るのですが、国内配送のような考えではだめなので2重にも3重にも梱包して、外圧を緩衝できるようにしました。
プチプチを何重にもまき、小箱に入れます。
500gまではシンガポールまで1400円で送れるので、これだけで61gですから、さらに梱包します。
今度はエアーで包み、60サイズの箱に入れました。
さらに水で濡れても良いようにテープでぐるぐる巻きにし、完全梱包完成です。
約1週間でシンガポールまで届きました。
週末にセルフリペアして頂き問題なく動いている模様です。
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