必要とされる人材とは

働き方
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欲しい人材

昔の企業が欲しいという人材は満遍なく勉強ができ、協調性があり、極々普通の人材です。

その中でも特に欲しい人材は進学校を卒業し、一般国立大学を卒業している人ですね。

企業にも依存しますが、中小大手で欲しい人材の候補はほとんどがそれじゃないでしょうか?

以前、人事の人に聞いたことがあります。

国立大学卒を欲しがるのは満遍なく科目を熟さなければ入れもしないし、偏りがなく標準的な人材だからです(本当は違いますが。。)

そういう人材を企業の中で育て、会社に服従する、言わば元祖サラリーマン社員を作り上げて組織を形成したいからだと思います。

命令には背かず、自分がない人材ですね。

しかし、今はどうでしょうか?

そういう人材を企業が欲しがらないのです。

欲しい人材は独自性があり、自分から進んで問題解決できる人材です。

一言で言えば偏っていても良いので、何でもこなせる自分を持っている人材でしょう。

昔欲しかった人材の真逆ですね(笑)

恐らく、企業は若い人材不足に陥ると解っていますので、その中でも生産性が良く、イノベーションできる人材を探しているのです。

昔のようなイエスマンは要らないみたいですね。

私の会社でもそういう人材が入ってくれれば今後は安泰ですが、まずないでしょうね(笑)

経営者との話

親しくしている中小零細企業の経営者の方と先日人材獲得武勇伝のような話をしました。

福岡市の某建築デザイン会社(従業員100名弱)の経営者の方と先日立ち話しましたが、人材獲得に相当苦労している模様です。

まず、若い人はいくら募集しても受けに来ないみたいですね。

結局、採用した人が40歳と45歳と聞きました。

驚いたことに未経験者らしいです。

未経験者?

なぜ?採用したか?を聞くと「やる気が感じられた」と言っていました。

恐らく、ベテラン経営者ですから、やる気だけで採用するというのではなく、欲しい人材だったのだと思います。

そういう意味で言えば、企業はペーパー上の人材ではなく、その本人の資質で採用しているということが分かりますね。

「金の卵を産んでくれるんじゃないか?」

信じられませんが、企業も生き残りを賭けて人材発掘に全力を注いでいるみたいです。

以上

 

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