情報漏洩事件について私が知っている知識で書いてみた。

日常の話

情報漏洩をどう思うか?

ここ最近、立て続けに情報漏洩事件が起きていますよね。

「なぜこんなに頻発しているのか?」と疑問に思っている方も多いはずです。

特定の番組ではそれを説明していましたが、背景には AIによる言語の壁が取り除かれ、日本が海外からの攻撃対象になりやすくなっているという事情なんです。

これ解りますか?

さらに、日本は世界でもトップクラスに セキュリティリテラシーが低い国 と言われているため、狙われやすい状況が続いているわけです。

要するに、平和ボケしてるんでしょうね。

サイバー空間では、私たちは“ペット犬”のような存在になってしまっているわけです。

なぜハッキングされるのか?

では、なぜハッキング(侵入)されるのか?

私の知識で書くとその根本原因は 「分業化」 だと思います。

現代の巨大なwebシステムは、当然一人で作り上げることなど不可能ですよね。

画面設計、購入サイト、支払い決済、アップロード・ダウンロード機能、内部システムとの連携、API接続など、複雑な工程を複数の担当者(チーム)が分業して構築します。

便利な時代になった反面、システム同士をつなげればつなげるほど、どうしても セキュリティホール(弱点) が生まれてしまうんです。

昨今の情報漏洩に関してはそこを突かれて侵入されるわけだと思います

タイムズの漏洩事件も、恐らくそうした連携部分から侵入され、データがWebサーバーに置かれていた情報を根こそぎ持っていかれたのだと思います。

これもダメですが、これが平和ボケなんだと思います。

そういうセキュリティ面で強化されるシステムとは常に脆弱性検査をしながら運用すべきなんですが、これには膨大なコストがかかるため企業では完璧に対応できないんだと思います。

そこを狙われているわけです。

つまり今の時代は、 「侵入されるのは当たり前」「漏洩は起こり得るもの」 という前提で考える方が私は自然なのだと思いますから、どういう箇所に利便性を追求するか?

そこに注力しているのだと思いますよ。

要はどこに情報を提供するか?何でもかんでも個人情報を垂れ流すということはしないということです。

マイナンバーカード

では、ここからが本題です。

住所・氏名・生年月日・顔写真などの基本情報が漏洩した場合、なりすまされて契約をされてしまうリスクは、運転免許証もマイナンバーカードも基本は同じです。

しかし、マイナンバーカードには 決定的な違い があります。

それが、裏面に記載された 12桁のマイナンバー(個人番号)なんです。

免許証番号はただの記号ですから変更は利きます。

しかし、マイナンバーは国家が管理するあなたの個人情報ですから仮にマイナンバーを変更しても、盗まれたマイナンバーとは絶対に切れませんので、自動で紐付けられます。

つまり、どんなにあがいても一生付いてくるものなのです。

Aという番号が盗まれて、Bという番号に変えても、A→Bの関係は必ず紐付いているのです。

もちろん、運転免許証もその仕組みは同じです。

でも、マイナンバーカードは税金、年金、医療、預貯金口座(将来)、家族構成など―― あらゆる個人情報にアクセスできる “マスターキー” なんですよ。

マイナンバーカードの画像が漏洩すると、このマスターキーを悪意ある人物に握られることになりますから、考えるだけで怖いです。

何されるか?分かりません。

もし、仮にマイナポータルになりすましで入られたとしたら、これは大変ですし、そこまで国が責任持って助けてくれるか?

ないと思いますけどね。

(参考:マイナポータルで何ができるか?)
https://services.digital.go.jp/mynaportal/help/

この手のトラブルは銀行と一緒でマイナンバーの紛失などの「自己責任」にされるのだと思いますよ。

盗まれました!!と言っても、取り合ってくれますか?

無いです。

「だったらマイナンバーの番号を変えれば良い」という発想になります。

システム上は盗まれた番号が古い番号として処理されますので、一切無効になり、安心かと思いますよね。

しかし、それはあくまでもシステム上の処理プロセスが「安心」というだけであって、過去の番号(古いもの)が個人に紐付いていたという情報がどこかに存在します。

AとBとの紐付け情報もどこかでデジタルで管理されているということでしょ。

紙で管理であれば、ネット上には出回りませんが、それもデジタルにされているのです。しかも、マイナポータルとリンクできるどこかにです。

だったら、それが漏洩したらどうしますか?

それは100%ありませんと言い切ってくれたらよいですが、まず言えないでしょう。

ですから、それが漏れれば新しい番号と古い番号は様々漏洩情報のキーとして使われていくでしょう。

確実に個人のすべての情報と紐付いちゃうんです。

それとは別に犯罪集団に「カモリスト」というものがあることはご存じと思います。

要は騙されやすい人。

つまり、個人情報に対する危機感、つまりその人のリテラシーの有無です。

マイナンバーカードの画像が流出した人は当然リテラシーが低いと見なされ、犯罪集団からはカモとされてしまうのです。

単に番号変えたから安全!という論理はデジタル社会には全く通用しないということなんです。

デジタル社会とは想定できないトラブルに巻き込まれるというリスクが付きまとっているということを自覚しないといけません。

それなのに、こうしたリスクを知らない人が多く、「なんとかなるよ」「番号変えれば大丈夫」と軽く考えている人も一定数います。

国が徹底的に助けてくれるから安心ということであればその論理は通用しまうけどね(笑)

最近では、マイナ保険証をスマホに入れている人もいます。

リスク負ってまでそれ必要なのかなあ~(笑)と思うんです。

でも、今回のタイムズのようにそういう事件に巻き込まれてそういう人は初めて自覚するのだと思います。

結論はデジタルデータが一度盗まれたら 二度と戻らないだけじゃなく、コピーがネット上を行きかう時代ということ知った方が良いです。

それがリテラシー(正しく理解している)ですからね。

マイナンバーについては、本当に慎重に考えた方がいい時代だと思いますけどね。

以上

タイトルとURLをコピーしました