情報漏洩が続く世の中で生きていくには

日常の話

情報漏洩が続く日本

ここ最近、企業の情報漏洩が立て続けにニュースになっていますよね。

ダークウェブでは犯行声明らしきものまで出ているという話もあり、なんとも不穏な空気が漂っています。

今日もミスターマックスやGMOグループなど、複数の企業から顧客情報が流出したと報じられています。

もちろん、自己満足でハッキングする集団なんていません。

彼らは明確な目的を持って情報を取りに来ているわけで、今後何らかの被害が出るのは避けられないでしょう。

とはいえ、すぐに何か起きるかと言えば、それは「ありえない」と思っています。

この手の犯罪は、時間をかけてじっくり仕込むのが“成功法”。

騒ぎの真っ只中で動くような、そんな無謀な犯人はいないはずです。

結局、企業の不始末は個人が尻拭いすることになる

残念ですが、現実はそういう構図なのだと思います。

今日はそこちょっと書きますね。

今回の騒ぎが大きい理由

これだけ騒がれている理由は、流出した情報の“質(内容)”が違うからです。

運転免許証や公共料金の写しなど、本人確認に使われる認証データが漏れてしまったのです。

これは非常に重い問題だと思いますね。

こうした“価値ある”の個人情報は、ダークウェブで確実に売買されます。

過去の被害でも同じような情報が漏れていた可能性はありますが、個人情報漏洩とは企業側の自己申告に頼るしかないため、デジタルの世界の真実は取ったものしか分からないのです。

しかも、この手の犯罪は「後から次々と発生する」ものなので、あの時漏れた情報が不正利用された!と言われても、確固たる証拠などありませんから、騒いでも無駄なんです。

だから怖いんですよ。

認証情報が流出すると何が起きるのか?

運転免許証やマイナンバーの画像は金融系の契約で本人確認として使われることが多いですよね。

オンラインバンキング、オンライン証券、カード会社など、金融庁の管理下にある企業が扱う情報です。

本来、こうした認証情報はオフライン環境で管理したり、使用後すぐ削除するのが通例とされています。

ただ、これは金融庁管理下の企業だけみたいです。

それ以外は言わば無法地帯で、企業が自ら管理するというルール。

これも驚きです。

だからこそ、今回のようにWebサーバー上に認証情報という機密情報が保管されていたため、より大きな問題として扱われているわけなんです。

さらに今は、顔写真付きの運転免許証やマイナンバーカードで簡単に本人確認ができる時代。

だからこそ、流出した情報が悪用されるリスクが一気に高まっているのです。

一度漏れたデジタル情報は二度と戻らない

最近の不正アクセスは“分業制”が当たり前になっています。

  • 不正アクセスする人(ハッカー集団)
  • 盗んだ情報を売る人(名簿屋)
  • その情報を買う人(実行犯:受け子)
  • そして利用する人(出し子)

全てダークウェブを経由してやり取りされます。

この流れが完全に分業化されているため、盗まれた情報は確実に戻ってきませんし、犯人は全く見付からないのです。

まさに映画の世界です。

どんな凄腕ハッカーが対応しても分業すればそれを追っかけることができません。

コピーされ、ダークウェブで売られ、またコピーされ……デジタルデータの性質上、完全に取り返すことは100%不可能です。

では、どんな被害が起きるのか?

認証情報があれば、“なりすまし”が可能ですから、組織的に処理されていくでしょう。

例えば、私ならでいうと、短期間でローンを借りまくり、カードを作り、高額品を買いまくる。そしてオークションなどで次々と換金します。

そんな短期決戦型の犯罪が容易に成立してしまいます。

仮に警察が網を張っていても、捕まるのは結局は一部の出し子程度の人。

情報を使った人間まで辿り着けたとしても、コピーされた情報は消えませんから、またどこかで使われるんでしょう。

結局は運転免許証やマイナンバーの画像だけでは個人の確認ができないようにするしかないのですが、そんな世界は想像できないのも事実です。

私たちができる自己防衛とは?

残念ながら、現代のサービスはほぼすべてデジタルで完結しています。

つまり、根本的な対策は存在しません。

情報を盗む側の知能が高く、社会がデジタル化しすぎているため、予測できる被害なのです。

デジタル社会が変わらない限り、情報漏洩は避けられないでしょう。

要はイタチごっこということです。

ただ、戦術的には「強者の弱点を突く」という考え方があります。

デジタルの中でも強者に対抗する方法はアナログしかありませんので、アナログ社会に戻すか?です。

とはいえ、現実的にはサイバー空間で生きていくしかない以上、情報漏洩は“当たり前”と捉え、命に関わるような被害を避けるための自己防衛を考える方が賢明だと思いますね。

便利が便利を生み、AIがAIを作る時代です。

デジタル空間で安全な空間など無いということをそろそろ気付かないといけませんね。

以上

 

 

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