画像処理機能は世の中をどっちの方に変えて行くのか?

日常の話

監視社会

先日アップし忘れていたのですが、甥っ子が働いている「アジアクエスト」という会社をふと覗いてみたんです。

どんな会社なんだろうと思って軽い気持ちで見てみたら、これが想像以上に技術力の高い企業で驚きました。

今日はそのことを少し書きます。

最近の社会は本当に映像頼りになってきていると思いませんか?

事件だって、事故だって、全て防犯カメラの映像でしょ。

ドラレコ、監視カメラ、さらに何かあれば通行人がスマホのカメラで撮影。

街中は監視カメラだらけだったんです。

(参考)
https://blog.dynalabo.com/other/32623/

もちろん良い面も悪い面もあるのですが、そんな中でこの技術ブログを読んだんです。

ここではAI技術の説明がされているのですが、技術の進化にちょっと驚かされました。

エッジAI×YOLOで混雑検知!LLMと連携して接客提案まで試してみた
Streamlit、YOLO、Gemini APIを組み合わせた、エッジ完結型のAI混雑検知・人数カウントアプリの実装手順を解説します。PC上のカメラからリアルタイムで人物を検出し、その人数をトリガーにLLMが現場のアドバイスを生成するまで...

「進化」というのは、単に高性能になったという意味だけではなく、安価な構成で実現できるレベルまで来ているということです。

つまり、アルゴリズムを組み合わせるだけで、ひとつのシステムが簡単に作れてしまう。

昔はNECなどが防犯分野で研究開発していましたが、ハードウェアもアルゴリズムが高額で、一般企業などが安易に投資できなかったと思います。

それが今では、ローカル環境で画像処理と言語処理を行い、クラウドサーバーと組み合わせれば PC1台に収まる時代になったわけです。

これは本当に画期的な進化ですよね。

では何が可能になるのか?

そう、映っている人物がリアルタイムで誰なのか分かる社会が現実味を帯びてきます。

恐らく中国は既にその路線に乗っかていると思います。

今、誰がどこにいるのかが、リアルタイムで解る。

免許証に顔写真がありますから、マイナンバーとの紐付ければ、個人のデータベースが完成してしまう。

便利な反面、やっぱりちょっと怖いですよね。

「真面目に生きていれば怖がる必要はない」という意見もありますし、常に監視されることで犯罪抑止につながるということも理解できます。

だから「監視社会の何が悪いの?」という声が出るのも分かるんです。

監視社会の最大のデメリット

それは、見られているという圧力で、本来の自分の行動が制限されてしまうことです。

これらは心理学や社会学の実験、あるいは実際の歴史的・社会的状況から実証されています

無意識のうちに委縮してしまい、「非難されない無難な行動」ばかり選ぶようになる。

するとどうなるか?

常に「ここではこうしよう」「こう思われるだろうからこうしよう」と、すべてが予測行動になってしまう。

そうなると新しい感情や感性が生まれず、社会のイノベーションや文化的発展が失われていくでしょう。

要するに、ただ生きているだけの面白くない社会になってしまう。

さらに権力者がこれを利用すれば、逆らう人を排除することも可能になります。

Aiで偽造動画が作れることはご存じと思いますが、いくらでも犯罪者に仕立て上げられます。

大企業が使えば購買履歴などから個人を操作することだってできる。

リアルタイムで人を誘導できるというものです。

つまり誰かに操作される社会になりますので、健全とは言えませんよね。

犯罪は減るかもしれませんが、個人のプライバシーがなくなり、恐らく精神的に病んでくると思います。

映像システムは「必要なところだけ」に

こうした技術は必要な場所に限定して使うべきで、 「犯罪抑止になるから」と街中にカメラを大量設置するのは、私はやめたほうがいいと思っています。

お金だせば簡単だと思いますし、安心に見えるかもしれませんが、その代償は大きいと思います。

技術が進化するのは素晴らしいことですが、 それをどう使うかはもっと慎重であるべきでしょうね。

福岡市ちょっと暴走しているように思います。

以上

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