社内ニート(雇用保存者)という言葉を考えてみた

日常の話

最近、「社内ニート(雇用保存者)」という言葉を耳にする機会が増えました。

やる気や向上心が乏しく、仕事を任せられないものの給与だけは受け取っている――そんな社員を指す言葉です。

今日は、このワードについて書いてみます

仕事とは

個人的には、全ての人が今いる会社に適しているかと言えば、必ずしもそうではないと思っています。

企業は「適材適所」で成り立っているように見えて、実際はそううまくいかないことも多いものです。

もし社内ニートのような状態でも耐えられて、生活が成り立つのであれば、それはそれで一つの生き方でしょう。

家族のために割り切って働き続けるという選択も、否定されるべきではないと個人的には思います。

中小企業では厳しい現実

ただし、大企業と中小企業を比べると、中小企業では社内ニート的な立場がかなり厳しいかもしれません。

理由はシンプルで、

  • 周囲から許される空気がない
  • 倒産リスクが高い

の2点ですね。

もし会社が倒産すれば、当然次の職を探さなければなりません。

しかし、これまで楽な環境に慣れてしまっていると、いきなり荒波に放り出されてもスキル不足で採用されないでしょう。

同業種には付けないので、やや厳しくなると思いますね。

やはり、同業種で働くためには最低限のスキルは必要になります。

整理解雇

「大企業なら安心」と思う人もいるかもしれませんが、業績が悪化すれば整理解雇の対象になることもあります。

整理解雇とは、会社の都合で人員削減を行う際に適用されるもの。

以下のような要件を満たしていれば、解雇が認められるケースもあるんですよね。

  1. 人員削減の必要性  会社の維持・存続のために人員整理が必要であること
  2. 解雇回避努力義務の履行  退職募集や出向、配置転換などを行っていること
  3. 被解雇者選定の合理性  客観的・合理的・公平な基準で選定されていること
  4. 解雇手続きの妥当性  対象者や労働組合と誠実に協議していること

日本は解雇規制が厳しい国ですが、状況次第では解雇が行われる可能性は十分あります。

解雇が無くても、ある程度管理されていますので、当然厳しい部署に配置転換などがあるかもしれませんね。

つまり、「社内ニートのまま一生安泰」という保証はどこにもないのです。

最終的には自分のスキルで生きていくしかない

どんな働き方を選ぶにしても、最終的には自分のスキルで生きていくしかありません。

もし安定を求めるなら、公務員などの国営企業に入り、人間関係を円満に保ちながら働くという選択肢もあります。

その場合は、退職までの道のりは比較的安定しているかもしれません。

結論として、国民全員が向上心を持って働くことはまず不可能です。

「とりあえずお金がもらえればいい」という人も当然います。

体力的に働くことが難しい人もいるでしょうし、そういう人は自分なりの生き方を選ぶしかありません。

社内ニートという存在が生まれるのも、社会の構造上ある意味仕方のないことですし、存命のための手段としては私はありかと思います。

ただ、耐え抜くメンタルも必要でしょう。

重要なのはその状態が永遠に続く保証がないので、どこかのタイミングで最低限の準備やスキル習得はしておいた方が良いでしょうね。

良い時は続かないから賢く生きるんです。

以上

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