
失敗は成功のもと
昨日、夕食を食べている最中に突然電話が鳴りました。
見慣れない番号だったので少し身構えながら出てみると、昔取引していた設計事務所の女性の方だったんです。
彼女は1年ほど前に旦那さんと起業されていて、そのタイミングで一度事務所に伺ったことがありました。
とてもパワフルな女性で、いかにも“できる設計士”という印象の方です。
そんな彼女からの電話の内容は、メールの誤送信についての相談でした。
今日はちょっとそれ書きます。
BCCメールに“全員返信”してしまった悲劇
どうやら、某企業担当者からBCCで送られてきたメールに返信した際、誤って「全員に返信」してしまったらしいのです。
本来は送信者だけに返すつもりだったのに、なぜか全員に…。
しかも、返信してしまった内容がよりによって“見られてはいけない情報”だったとのこと。
営業で言えば「原価表」や「利益率」など、お客様に絶対見せられない類の情報ですね。
それが関係者全員に配信されてしまったわけですから、もう何とも言いようがありません。
メールは一度送ったら取り戻せない
メールは便利ですが、一度送信したら相手側の受信サーバーに瞬時に届きます。
つまり、基本的に取り戻す方法はありません。
もし取り戻す方法があるとすれば、送信を数秒遅らせる“送信遅延”くらい。
これは取り消しではなく、ただ送るタイミングを遅らせているだけです。
送ってしまった後に取り戻すことは、メールの仕組み上絶対に不可能です。
できるとしたら、相手のメールサーバーをハッキングして削除するくらいでしょう。
現実的ではありませんし、もちろんやってはいけません。
郵便で例えるなら、ポストに投函した後に自分の手紙だけを取り出すようなもの。
デジタルの世界ではそれが極めて難しいのです。
メールは便利だけど“怖い”
LINEなら一定時間内であれば送信取り消しができますが、メールにはその機能がありません。
つまり「無かったことにする」ができないツールなんです。
今回の件がどんな問題に発展するかはわかりませんが、場合によっては損害賠償の話にまで発展する可能性もあります。
ただ、誰かが怪我をしたわけでも、命に関わるわけでもありません。
ミスを認めて、受けるべき責任は受け、次に進むしかありません。
過去には戻れないのが現実社会だからです。
大事なのは“切り替え”
私自身、若い頃は数えきれないほどの失敗をしてきました。
当時は大問題だと思っていたことも、今振り返れば「そんなこともあったな」程度です。
人間はどうしても悪い方向に考えてしまいますが、そこで気持ちを切り替えられる人こそ、本当の意味で強い人だと思います。
楽に生きるためにも、気持ちの切り替えは本当に大事ですね。


