理想の仕事
23歳の時に流されるままに大手企業に入社し、28歳で転職。
28歳くらいが皆人生について考えるんですよね。
今思えば早めの決断で良かったです。
その後、東芝の子会社に入り38歳の時に独立して、インターネットの会社を立ち上げました。
ただ、これも直後にリーマンショックで大不況。
不安というか?独立して直後ですから、それは最悪でしたね。
手持ちの起業資金800万を食いながら生活していました。
それから茨の道を歩きながら、ネットビジネスやITのコンサル染みたことやって生計を立てていました。
そういう仕事を16年続けて今に至るのですが、その茨の道の中でいろいろ学んだことがあります。
それが今の自分を作っているのだと思いますね。
私の根底にある理想の働き方は「不労収入(所得)」を得ていくことです。
これは年齢を重ねるごとに気力、体力、モチベーションというものが衰えていくことが分かっていたからです。
つまり労働ではない仕事で稼ぐということを一番に考えました。
仕事観
私の場合、こういう理想の働き方を思い抱いたのが30代前半だったように思います。
サラリーマン時代の東京出張の時、朝食に入ったYahooカフェ(東京プリンスホテル)の中で見た光景が衝撃的でした。
早朝なのに外国人が朝食を食べながらノートPCを見て仕事をしているじゃないですか?
しかも普段着です。
私の仕事観というより、日本ではあまり見ない光景でしたね。
そこから「働く」という仕事観が変わったように思います。
37歳で起業したインターネットのビジネスはそういう理想の働き方から発想されたものなのですので、パソコン1台で仕事ができることは実現できました。
ただ、流石に40代後半に入るとその業界自体のスピードについて行け無くなりましたね。
そこで50代に入ってから働き方を変えたのです。
50代からの仕事
気力、体力、モチベーションの低下をどう補っていくか?
原点に返ればやはり「好きなことで稼ぐ」になるのでしょう。
では何が好きか?
それは2005年から始めた分解ブログを書いているときが一番楽しいことに気付いたのです。
ですからそれをベースにパソコンの部品専門店をネット専用で作りました。
一言で部品専門店と言っても、私はメーカーPCの部品を専門に扱うセルフリペア専門部品ですから、そこらへんにあるパソコン部品専門店とはちょっとコンセプトが違います。
これは子供の頃通ったプラモデル専門店のワクワク感からヒントを得ました。
あえてモールの中ではなく、自社店舗を選んだのにはいろいろ理由があるのですが、一番は何かに規制されず、自由に運営したかったからです。
足場を固める
そして2017年部品専門店のダイナショップ福岡本店をリリースしました。
当時、私のブログには6000PV/日ありましたので、お客様はほとんどがその分解ブログから来店されていました。
もっともっと皆さんに知ってもらうため、導線をいろいろ作り、分析、改良を繰り返したのです。
そしてポータルサイトをリリースしました。
それがリペア研究所です。
ここまで作れば後は部品をどれだけ調達できるか?を考えれば良いのです。
現在、年間売上1000万ですが、5000万を目標にどこまでできるか?
チャレンジしたいと思いますね。
行きついた先のビジネスはやはり好きなことをして稼ぐということになります。
だからこそ、若い人には理想を持って働いてもらいたいですね。
以上