中国ビジネス
中国部品ビジネスの武勇伝みたいなものを聞かせて欲しいというリクエストがあるので、ここは若干少しだけ書いておきます。
ちなみに貿易は専門でありませんので、中国ビジネス(仕入)は基本ズブの素人です(笑)
必要なのは部品の知識と言葉、そして海外送金です。
何より大切なのは「やる気」と「わくわく感」ですかね。
今はいろいろ翻訳ツールもありますし、メールでのやり取りすれば自動翻訳であたかも会話しているようにできます。
海外送金もPaypalを使ったり、Wechatなどを使えば比較的手数料も安く自由度もありますので、難しいことは決してありません。
海外とのやり取りはいろいろなツールを上手く使っていくことですね。
ただ、問題は私のショップが法人経営ですので、財務上の問題がいくつかあります。
中国人バイヤーが直接買い付けに行ったのを仕入れていますので、注文書もなければ、納品書もありません。
日本の商取引が成立しないのが頭が痛いところですし、インボイスが始まればさらに頭が痛いですね。
海外サイトを利用する
さて、私の場合、出発点はワールドオークションサイトのebayです。
ebayで目ぼしい出品者を見付け落札後、直接コンタクトしてやり取りをするようにしました。
決して正当な流れではありませんが、単に私がこうしたということです。
直接取引はいろいろと壁があります。
あまりお勧めはしませんが、やり方次第でどうにでもなるものです。
最初は飛んでもない品質のものが届きましたが、そこは辛抱し、こちらがどういう部品を欲しがっているか?を相手にきちんと理解してもらうことが重要です。
何でも一発で成功するというケースはありません。
ある程度少額の取引を繰り返し、相手がどういう人間か?なのかを観察をします。
もちろん、彼らもこちらをじっと観察しています。
中国ビジネスを成功させるためには基本彼らに儲けさせてあげることです。
そうしなければ良いビジネス関係は生まれませんので、最初は辛抱が必要ですね。
自分だけ儲かろうとしては絶対に失敗します。
中国人は強かですし、非常に頭が良いです。
ある程度、相手を理解した時点で数十万単位で仕入れます。(できるだけ大きいロット)
そうして彼らにうま味を与えるのです。
そういう中国人を数名作っておけばいろいろな部品をを仕入れることが可能です。
深センにはまだまだ部品が山のようにあります。
彼らには分かりませんが、部品を知っている私にとっては宝が埋もれているのが分かります。
彼らは何の機種分からないのです。
それを型番で指定して探してもらうことで珍しい部品を沢山探してくれます。
そうやって中国部品ビジネスを拡大しています。
もちろん、法的なものは弁護士に相談しているのですが、今のところ全く問題ないみたいです。
私の専門ショップは恐らく日本第一号なので、実は問い合わせが非常に多いです。
自分が欲しいショップを作っただけなのですが、セルフリペア市場は意外と大きかったです。
以上