
メリット
昔から「持家」が良いか?「賃貸」が良いか?
時々そういう話題になるときがあります。
ほとんどの皆さんが昭和の頃から洗脳されているマイホーム神話があるのだと思いますよ。
その根底にあるのが「男はマイホームを買ってそのローンを返済し、家族を養っていく」
これが昭和の男!というか一人前になった証の昭和の神話なのだと思います。
それとどうせ家賃を払うなら、最終的に自分のものになったら得をするという損得の考え方だと思います。
ただ、間違いでもなければ、正解でもないです。
基本はそれぞれ人生がありますので、答えなど無いと思いますが、損得勘定で言えば、サラリーマンの方は持家で事業を営んでいる方は賃貸と思います。
現にサラリーマン街道をせっせと歩き、ローンを返済し続けている友人も大勢います。
私の父も大手ハウスメーカーに勤めていたので30歳くらいでマイホームを建てました。
ローンを払って最後に自分のものになる方が絶対得だ!
と耳にタコができるほど言われていましたし、恐らく誰もがそう思っているのだと思います。
しかしこれは正解でもないです。
損得で考えると賃貸が絶対に得です。
特に令和の今はインフレで部材、人件費の高騰、さらに災害が多くなり、所有することがリスクとなっています。
私は法人を持っていますので、経費で賃貸を借りると社宅扱いができますので損得勘定で言えば得なんです。
実は法人として非常にメリットがあるのが賃貸の住まいなのです。
私はそういう理由で賃貸に住んでいます。
もちろん買っても良いですが、ローンでは買いませんので現金でしょう。
ただ、普段私は仕事ばかりしているので、家にほとんど居ません。
それなのにマイホーム?
それだったらもっと立地の良い場所にオフィスを借りるでしょう。
住む家にお金をかけるのであれば、やはり事業に対してもっと投資していきたいので、マイホームは無いです。
もちろん、妻も同じ考え方です。
妻は貸家を持っていますが、これも負動産です。
心身的に負担がなく、自由気ままに生きています。
結論から言えば、マイホームで家族楽しく暮らしたいという人はマイホームを購入して、そのローンをせっせと払っていけば幸せな人生と思います。
そこには損得勘定など無いかもしれません。
堀江さんや勝間さんのように持家は損だとか、考えられないとかいろいろ言っていますが、それこそ大きなお世話ということになります。
また、低金利だからマイホームを買うという話もありますが、低金利は名目金利と実質金利があり、私たちが知っているのは名目金利ですから、そういう概念(低金利だから得)は当てはまらないでしょう。
金利が低いからマイホームというのはプロパガンダのようなもので、ハウスメーカーの罠にかかるだけです。
最近は地政学的リスク(輸入木材が入らない)も負うので、これからの社会構造から考えるとマイホームはさらにリスクを負ってしまうのでしょうね。
以上


