
オフィスにこだわる理由。
前回の「起業ポリシー」でも少し触れましたが、私はマイクロ法人を立ち上げるにあたって「自宅兼事務所はNG」というルールを自分に課していました。
やっぱり、事業として会社を成長させていくなら、きちんと“事務所を借りる”という姿勢が大事だと思ったんです。
これは、私の中で揺るがない原則でした。
最初のオフィス
とはいえ、起業当初から立派なオフィスを「ドカーン!」と構える余裕なんてありません。
でも、場所はどこでもよかったんです。
とにかく「自宅と一緒じゃない」ことが大事だったので、最初はある企業のオフィスの一角を、月3万円で借りました。
電気・水道・共有トイレ、そして駐車場まで無料。
これらすべてが家賃に含まれていたんです。
インターネット回線だけは個別に引きましたが、それ以外は本当にありがたい環境でした。
企業の中で仕事をするというのは、意外にも孤独感がなく、今思えばとても恵まれたスタートだったと思います。
「甘え」を断ち切るために
その場所で約1年間、個人事業として活動していましたが、あるときふと思ったんです。
「このままじゃ、成長できないな」と。
月3万円は魅力でしたが、ほかに背負う物が無いということはどうしても企業に依存してしまうんです。
良い条件で借りているため、「忖度」しなければならなくなるのです。
そういう仕事のやり方が嫌でサラリーマンを辞めたはずが、また戻っていると気づきました。
そこで、思い切って自宅近くのマンションの一室を借りたんです。

もちろん、家賃は上がるし、光熱費や駐車場代などの経費も増えます。でも、それを恐れていたら何も変わらない。
だからこそ、「もっと本気で仕事を取ろう」と自分にプレッシャーをかけたのを覚えています。
法人格を取得
2010年、ついに法人格を取得し、株式会社として再スタートを切りました。
そこからは一気に「信用ビジネス」へと舵を切り、より本格的な事業展開を始めました。
念願のオフィスビルへ。
そして2016年、ようやく理想に近いオフィス物件と出会い、現在のオフィスビルに移転。
内装はすべて妻と二人三脚で手がけました。
自分たちでオフィスマット買い、それを敷き、パーテーションは近所のリサイクルショップで格安購入。

足りない家具はオフィス通販で揃えて、できるだけコストを抑えながらも「自分たちらしいオフィス」を作り上げました。
これがまた、楽しいんです。

自分で作った空間には自然と愛着が湧いてきます。
「新たなる希望」って言葉がぴったりくるような、そんなワクワク感がありました。
オフィス街が重要
今のオフィスは、全面が大きな窓になっていて、朝から日差しがたっぷり入ります。
とにかく明るいんです。
このオフィスを決めた理由もそれにあります。
暖かくて明るい場所。

百年橋通りを一望できる明るい空間で、周囲も人の流れがあって活気があります。
条件が全て揃っている物件でなかなか無いと思います。
やっぱり、オフィス街で働くって、メンタル的にも安定するんですよね。
以前のマンションの一室は、どうしても孤立感があって、仕事場としてはベストとは言えませんでした。
やっぱり、ビジネスは「環境」が大事。
オフィス街にいることで情報も入ってくるし、何より仕事とプライベートのON/OFFがしっかり切り替えられるんです。
小さなこだわり
ここまでやってこられたのも、「自宅兼事務所はNG」という小さなこだわりを貫いたからだと思っています。
やっぱり、事業者にとって「こだわり」と「差別化」は欠かせないキーワードです。
必要なのは小さな拘りと思いますよ!
以上
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