
既にそんなステージだった
先日会社の決算の打ち合わせで、顧問税理士さんと面談してきました。
税理士は私より年上の女性なのですが、とにかくパワフル。
“貪欲に生きる”という言葉がぴったりかもしれません。
税理士としての仕事はもちろん、裁判所の調停員や社団法人の後見人など、興味を持ったことにはどんどん挑戦していく。
その姿勢が、私たち夫婦と長く付き合ってこられた理由なのかもしれません。
それと基本真面目な方です。
それがマニュアル税理士で小ずるい人であればとっくの昔に代わっていたでしょう。
信頼できる人には任せるのが私です。
要は人間性ということです。
ですから税務に関してはすべてお任せしているので、本当に助かっています。
まさに「餅は餅屋」。
信頼できる専門家がいるというのは、これほど心強いものなのだと実感します。
そんな彼女との会話の中で、ふと出てきたのが“引退の時期”という言葉。
今すぐという話ではなく、将来の構想としての話でしたが、「ああ、そんな時期になってきたのか」と胸にじんわりきました。
今回はそのちょっとした心の中の話を書きます。
39歳での決断と、そこからの20年
思い返せば、今から19年前の39歳のとき。“起業”という未来を胸に、がむしゃらに走り始めました。
すべてが初めての経験で、右も左もわからない状態。
そんなとき、新聞のチラシで見つけた「福銀税務相談会」。
行ってみるとガラガラで、そこに座っていたのが今の税理士さんでした。
最初はいろいろ相談に乗ってもらったのですが、最後に「ここはそういう相談の場ではないんですよ」とやんわり言われたのを覚えています。
それでも対応が良かったこと、税理士の事務所が会社の近くだったこともあり、「顧問としてお願いできませんか?」と聞いてみたところ、税理士会への確認を経て、無事に契約が決まりました。
あれから約20年。
そりゃあ“引退”という言葉が出てきてもおかしくない年月です。
起業して歩んだ“オリジナルな人生”
この20年には、本当にいろんなことがありました。
サラリーマン時代よりも、ずっと濃密で、凝縮された時間だったと思います。
もし39歳のあのとき、退職、つまり”起業(自分の力で生きる)”を選ばなかったら——きっと今、起業した人たちを見て猛烈に羨ましがっていたでしょう。
元同僚や取引先の社員と話していても、どこか視点がズレていると感じるのは当然だと思います。
そういうことを考える人間だからです。
起業という“自由な働き方”を望む人から見れば、今の私の生き方は羨ましく映るかもしれないが、そうでない人には何も響かないかもしれない。
ただ一つ言えるのは、私は“オリジナルな人生”を歩めたということ。
本当に人生オリジナルだと思っています。
39歳のあの決断は、今振り返っても本当に大きな選択でした。
そして、妻にも恵まれ、自分の目で決断し、それを信じて生きてきて良かったと心から思います。
”引退”から心を過った内容を文字にしてみました。
これが生き様なんでしょうね(笑)
以上


