
私のメリットはこれ。法人は有限責任
最近、飲食店や小売業、建設業など、身近な業種の会社が次々と倒産しているのを目にします。
特に先日の 全東信の破産 は、クレジット決済を使っている私のビジネスにも少なからず影響があり、個人的にも気になるニュースでした。
もちろん、あれは特殊なケースかもしれません。
ただ、企業の倒産って人手不足や原材料高など、理由は本当にさまざまなんで、絶対に安心ってのが無いんです。
今の時代、「絶対に大丈夫なビジネス」など存在しないのも事実です。
さらに最近は、人間そのものの質の変化も感じます。
SNSの普及や便利が故に人間の構造自体が変わり、若い人の損得思考が強いと思うんです。
飲食や小売では、食中毒などのトラブルで客からの損害賠償請求で廃業に追い込まれるケースも珍しくありません。
今日は、そんなビジネスにまつわる“リスク”について、そして私がマイクロ法人を選んだ理由を少し書いてみます。
私の会社は「マイクロ法人」にした
私の会社は、いわゆる マイクロ法人 です。
小さな法人です。
定義は検索していただくとして、資本金300万円の小さな株式会社で僅か2名で営業しています。
私は元々IT畑出身ですので、そのテクノロジーを駆使して、入荷、検品~出荷まで効率的にできるように完全システム化したからです。
もちろん、私がしたわけではなく、パートナーの妻が全部組み上げました。
私から見ても妻は天才です。
基本、私が目指しているのは 「競争せずに自由に働くこと」ですから、それは確実に実現できています。
一方、自由だからこそ、責任という大きな重圧もあるんです。
なぜマイクロ法人にしたのか?
理由は至ってシンプルです。
法人は法律に守られているからです。
私にとって起業の一番大きいな課題は 損害賠償リスクの回避 だからなんです。
東芝の子会社で働いていた頃から、ビジネスの現場では本当にいろんな人に遭遇し、いろんなトラブルを経験してきました。
理不尽なトラブル、平気で裏切る人、息を吐くように嘘をつく人…。
「自分の常識ではビジネスができない」 そう感じる場面が何度もありました。
実際、損害賠償の裁判沙汰も経験しています。
だからこそ、裸一貫で起業した時に考えたのは 「最悪のケースで誰が自分を守ってくれるのか?」 ということでした。
答えはシンプルで、法律とお金です。
有限責任
個人事業主の場合、もし客から1000万円の損害賠償請求を受けて裁判で負ければ、 その賠償は 代表者の個人資産から支払う ことになります。
一方、法人は 有限責任。
最悪でも、責任は会社の資本金の範囲内。
代表者の個人資産は守られます。
もちろん、社会的責任はありますが、仮にそれが理不尽な結果を生んでも会社が守ってくれるんです。
これが法人という形の最大の防御になります。
必ずしも正義が勝つわけではないのが現実社会なんですね(笑)
だからこそ、私は 小規模でも法人化する=マイクロ法人 を選びました。
経営のリスクは何か?
基本ビジネスには、目に見えるリスクと見えないリスクがあります。
その中で、自分の身を守る仕組みを作ることはとても重要です。
簡単に稼げるからフリーランスで起業しちゃった!!
別にこれでも良いですが、何かあった時に誰が守ってくれるのか?
サラリーマンは自由がありませんが、その分、会社に守られています。しかし、事業者はそのものが会社ですから、会社法に守ってもらわなければなりません。
ですから、私にとってマイクロ法人は、
- 小規模でも運営できる
- 収益構造を工夫すれば十分に利益が出る
- 有限責任でリスクを抑えられる
という点で、最適な選択でした。
もちろん、経営者に明らかな悪意や重大な過失(法令違反など)がある場合はいくら法人でも個人が責任を問われる例外もあります。
でもそれ以外は通常の商取引における理不尽なトラブルに対して、法人格が強固な盾になってくれます。
法人はいろいろ経費が掛かるからお金が必要というだけの問題ではないということです。
起業する人は「なんか儲かっちゃったから起業ちゃった」でも良いけど、その後を考えた方が良いと思っています。
以上、今日はそんな話を綴ってみました。


