
検索すれば探せる
幼少期、私は毎日のようにプラモデル専門店に通っていました。
特に車のプラモデルが大好きで、気がつけば朝から晩まで組み立てていた気がします。
あの頃の集中力は、今思えばすごいものがありました。
やがて大きくなると、次にハマったのは“音”。
完全にオーディオオタクで、今度はオーディオ専門店に入り浸る日々。
スピーカーの音の違いに一喜一憂していたあの頃が懐かしいです。
そして時代はパソコンへ。
気づけばパソコンの世界にどっぷり浸かり、「部品こそが命だ」と思うようになり、最終的に部品専門店を立ち上げました。
これが今の私の仕事です。
ネット専門店でなければ続けられない理由
私の店は、世界中から注文が来るような“ニッチだけど重要な店”だと思っています。
だからこそ、ネットでなければ成立しません。
検索エンジンで辿り着く人もいれば、モールで探して見つける人もいる。
独自ショップとモール、両方に店を構えるのがちょうどいいバランスなんですよね。
部品というのは、見つけた瞬間に「これだ!」と買ってもらえる導線が大事。
一般の人からすると「誰が使うの?」と思うかもしれませんが、実際は企業からの依頼が圧倒的に多いのです。
大企業ならシステム担当、中小企業なら経理や総務など、“パソコンを触る人”が問い合わせてきます。
驚くのは、日本でも名の知れた大企業からの依頼が多いこと。
さらに驚くのは、パソコンメーカーから部品を買いに来ること(笑)
しかも少額部品が多い(笑)
大企業ほど「セルフリペア」を求めている
なぜか?
恐らく、外部に修理に出せないからです。
情報漏洩のリスクを考えると、「直せるところは自分たちで直したい」というニーズが生まれるのは当然。
大企業ほどセルフリペアが必須になっているのでしょう。
この市場はこれから確実に伸びます。
すでにAppleは動き出していますし、HPも部品購入が可能。
日本メーカーが動かないのは、自社のサービス会社を抱えているからでしょう。
私はどこに立っているのか
市場が拡大したとき、私の店がどの位置にいるのか。
見向きもされないのか。ここが非常に重要です。
最近は中国系ソフト会社から、セルフリペアツールで協業したいという話も来ていますが、今のところその予定はありません。
今は“売ること”よりも“生き残る土台づくり”が大事。
その仕込みの真っ最中です。
とはいえ、私はマイペースなので急ぎません。そもそも、私のような店は参入障壁が高く、誰でもできるものではありません。
メーカーが本格参入すれば大きく舵取りが必要ですが、しばらくはその心配もないでしょう。
結局のところ、“情報を持っている者が強い”そんな時代になったと感じています。
これからも、静かに、でも確実に、このニッチな世界で生き残るための準備を続けていきます。
以上


