オンライン販売の裏側で見えてきた“人間模様”

日常の話

オンライン販売の宿命

PCセルフリペア支援という仕事を始めて、気づけばもう8年。

オンラインショップを運営も好調ですが、毎日いろんな方が部品を買っていきます。

同時に問い合わせも本当に多いんです。

そのやり取りの中でつくづく思うのが、**「人間って、本当に価値観も考え方も千差万別だなぁ」**ということ。

今日はその中でも、思わず「へぇ〜、そんなやり方があるんだ…」と感心(?)してしまった、ちょっと反則技なお客様の話を書いてみます。

ただ、極々一部の方でほとんどの方はリペアの後に激励のメールを頂いたり、本当に気持ちを共有できる人ばかりです。

そこだけは言っておきます。

オンライン販売は“心理戦”

オンライン販売で避けて通れないのが、クレジットカード詐欺。

これ、知らない人も多いのですが、もし“なりすましカード”で買い物をされて後から発覚した場合、被害者はお店側なんです。

知らなかったでしょ。

だからカード契約者は安心してカードを所有できるんです。

カードを偽造された本人にはカード会社が返金してくれます。

でもその分、ショップにはカード会社から「商品代金返してください」もしくは「偽装カードのため代金はお支払いできません」となるんです。

じゃあ~送った商品(取られた)代金は誰が負担すんの?

ショップです。

いや、理不尽すぎませんか。

私も最初は驚きました。でも現実なんです。

だからこそ、カード詐欺には常に警戒しているんです。

幸い、これまで何度か“なりすまし”がありましたが、すべて未然に防止できました。

これは昔、通販大手で働いている知人から聞いた“裏話”が役に立っているんです。

いろいろ疑問に思うことは聞いとくもんですね。

なりすましの目的は「転売」

私のショップの部品は転売しても儲からないので狙われにくいのですが、以前はパソコンやルーターなどの高額商品も扱っていました。

ある日、そんな商品を何十万円分も一気に買う人が現れたんです。

怪しいと思って配送先を調べると、案の定「海外の転送業者」。

電話すると片言の外国人が出てきて、「あ、これは詐欺だな」と確信。

すぐに購入者に「現金決済に変更してください」とメールすると、返事は一切なし。キャンセルして終了。

このケースは部品販売のお店で“商品だけ買う”という怪しい客だったので気付いただけです。

もっと功名なものもありますが、それはまた今度。

その後も何件かありましたが、3Dセキュアを導入してからは落ち着きました。

クレーム詐欺

明らかに怪しいケースはまだ分かりやすいのですが、厄介なのは“意図的なクレーム”。

これなんです。

悪気があるのか、ないのか。

理解できないのですが、とにかく自然ではないということが決めてなんです。

恐らく、心の中では「あわよくば…」という気持ちでやってしまう人もいるんでしょうね。

アマゾンがそういう買い方ができますので、それで知恵付けたんだと思います。

メルカリでも一時期“返品詐欺”が流行りましたよね。

壊れたものを送り返す…みたいな。

あれです。

私のショップでも、返金は必ず“返送された部品を確認してから”処理しますので、壊れたものを送り返すと返金されないんです。ですからこれが無いです。

ただ、最近あったのが「すり替え返品」なんです。

買った部品を取り付けたあと、元々ついていた壊れた部品を返送して「動作しません」と言ってくるパターン。

でも、こちらはロット番号を控えているので一発で分かります。

多分、他のモールなどでは返金しちゃうんでしょうね。

ロット番号が合わないので販売した部品ではないということをメールすると、間違いなく返事は来ません。

まあ、そういうことです。

もしそれでも返金を要求するなら、警察に届けるだけ。

明らかな証拠があるので、受理はしてくれますが、聞きた話では常習犯が多いみたいです。

幸い、ここまで行った人はいませんが、世間的には意外と件数は多いみたいですよ。

追加発送

「2個注文したのに1個しか入っていなかった」「届いた部品が壊れていたから返金してほしい」

こういう問い合わせもあります。

もちろん本当にこちらのミスのこともあります。

でも、先日あったケースは、足りないということで、出荷履歴時の梱包写真を送った瞬間に返信が途絶えました。

また「壊れていたから返金してほしい」と言う方がいましたので、当然の事ながら「交換品を至急送りますよ」と伝えると、「いや、返金でお願いしまう」と。

「?」

こちらとしては「部品が欲しいから買ったんじゃないの?」と違和感を感じるんです。

壊れた部品を返送してほしいとお願いすると、やっぱり返信なし。

目的は…まあ、察すると思いますが、ただで部品が欲しい人たちでしょうね。

これも「あわよくば」・・・・・

小さな経験が、大きな被害を防ぐ

こういう一つひとつの出来事が、結果として大きな被害を防ぐ知恵になっていきます。

ビジネスも人生も同じで、若い頃にいろんな経験をしておかないと、後で大きな落とし穴にハマるのかもしれませんね(笑)

人間ですから経験って必要でしょ。

以上

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