
基本骨格は同じ
先日、ふらっと立ち寄った古本屋で、棚の端にあった一冊がふと目に入りました。
「運」というタイトル。
別に運をつかむ方法を探していたわけでもないのに、なぜかその瞬間だけは妙に惹かれたんですよね。
あらすじを読んでみると面白そうで、しかも230円。
読みやすいし、気軽に買える価格。
そんな軽い気持ちで手に取った本でした。
でも、読み進めるうちにどんな本にも“人生観”があって、結局みんな同じことを言っているんだよなと改めて思いました。
その“同じこと”とは何か。
それは感謝。
自己啓発本の骨格はいつも同じ
自己啓発本って、どれも骨格は似ています。
そこに著者の経験や価値観が肉付けされてオリジナルになるだけで、 根本は「どう生きるか」「どう人と向き合うか」という人生観の話なんですよね。
今回の本にも、やっぱり「感謝」が出てきました。
私自身、成功している人を見ていて思うのですが、 本当に“感謝”の要素が強いんですよね。
それは感じます。
ただ、この感謝って簡単じゃない。
意気込みだけでは続かないし、 自分に不利益があった時でも感謝できるかと言われると、正直難しいと思うんです。
でも、著者の橋本京明さんはなぜかそこを強調していました。 「どんな状態でも感謝できる人は、強運を引き寄せる」と。
強運を掴むかどうかは別として、 どういう気持ちで人に接するかが、結局その人の運をつくる。
これはどの本にも書かれている普遍的な人生観だと感じます。
感謝が“強運のマインド”をつくる瞬間
私はもともと人に感謝するタイプではありません。
どちらかというと疑い深く、境界線を引きがちな性格。
「こいつはダメだ」と思ったら距離を置くタイプなんです。
そんな私が、なぜか感謝しか湧いてこない相手がいます。
それは中国で部品仕入れをお願いしている、当時28歳の若手の中国人サプライヤーなんです。
彼には本当に色々やられました。
違う部品を送ってくる、新品のはずがボロボロ、壊れている、数が合わない…。
指摘すると「そっちの数え間違いでしょ?」と傲慢な態度なんです。
普通の私なら即取引終了です。
他にもサプライヤーはいるし、わざわざ彼にこだわる理由はない。
でも、なぜか切れなかった。
むしろ、心の奥ではずっと「感謝」しているんです。
彼は私を理解しようと努力してくれていると感じる瞬間が多く、 総合的に見ればそんな彼でも助けられたことの方が多い気がするんです。
気づけば10年近い付き合いになり、腐れ縁のような関係ですね。
どんなに騙されても裏切られても、 なぜか「感謝」が消えない。
これは言葉では説明できない、不思議な感覚です。
そして思うんです。
この感謝の気持ちが、私の事業を強運へと導いてくれたのではないかと。
どの本にも共通する真理
2007年に起業してからの10年間は、必死で働き続けて心の余裕なんてありませんでした。
当然、周囲を思いやる余裕もなかったです。
でも、2017年から始めた再生部品事業で関わった人たち全てに感謝できるようになり、 そこから事業が伸び続けている。
これは偶然ではなく、 感謝というマインドが強運を呼び込んだ結果だと今なら思えるんです。
そして、これは今回の本だけではなく、 どんな自己啓発本にも必ず書かれていること。
それは人生観を持つこと。
人に感謝すること。
その積み重ねが運をつくること。
結局、どの本も同じ真理を語っているんですよね。
橋本京明さんって誰?
読み終えてから著者を調べてみると、 私が一番苦手なタイプの“怪しい人”でした(笑)
しかもユーチューバー。
ただ、これは偏見であって、 本に書かれている人生観はどの著者も共通しているもの。
たまたま手に取ったのが橋本京明さんという怪しい人の本だっただけのことなんです。
それでも結構面白かった気がしますね。
以上


