厳しい時代
昨年、取引先の受託ソフト会社が倒産しました。
たまたま売掛が無かったので、破産管財人さんと会わなくて済んだのですが、1つ遅れたら管財人さんと会うことになっていたでしょう。
その企業の社長とは長い付き合いなので、そんなことはしないと思いますが、企業の倒産タイミングはどうしてもわからないものです。
いつもと変わらなかった場合でも翌日倒産していたというケースがほとんどだからです。
もちろん、倒産は社員も知りません。
翌日出社して気付くことや、大手企業であればニュースで知った人もいます。
それが企業の倒産なのでしょう。
さて、いつもの朝の珈琲タイムにそのソフト会社の負債総額を調べているとデータマックス社のサイトに知っている企業、お店の倒産情報が出ていたので驚きです。
その中でも皆さんに馴染みある企業/店舗はこんな感じでしょうか?
・スーパーの「ニューヨークストア」
・カレー専門店「アバシ」
・居酒屋の「益正」
・本屋さんの「黒木書店」
・レイクサイドホテル久山ホテル
・焼肉「叙々苑」
事業譲渡している店舗もありますので、必ずしも閉店しているとは限りませんが、運営会社は間違いなく破綻しています。
その他、知っている企業も何社か倒産していました。
これはコロナの影響と円安の影響もありますが、一番は人件費高騰などもあるのでしょう。
私も2007年に起業して、約18年続けていましたが、雇用すると何事にも大変ですので、全て外注でこなしてきました。
これが良かったのでしょう。
起業当初はウェブシステムを主にやっていましたが、2017年にその開発事業を縮小し、小売業に投資してきましたので、現在は赤字なく好調です。
今の時代は小売業も厳しいと思いますが、他社と差別化できるコンテンツを持っていればそこそこは大丈夫と思います。
このように倒産が増えると、そこで溢れた雇用者がどんどん参入障壁が低いマーケットに入ってきますので、一層激化していくでしょう。
ですから引き続き飲食や小売りなども大変になってくると思います。
昨日も散歩していると平尾交差点にある「コメコメバーガー」が閉店していました。平尾も閉店ラッシュが続いていますが、倒産が怖くて事業はできません。
良く考えながら進めて行けば意外と簡単なものです。
以上