
会社を広い視点でみていく
昨日、某IT商社最大手のD社の営業担当者がうちに来てくれました。
今日はそのことを少し書いてみます。
D社とは2010年の創業当初からの付き合い。
昔は「ブラック企業」として有名だった営業会社でしたが、あれから15年。
今ではすっかり大企業らしい風格をまとった“エリート会社”という印象です。
私の会社を担当してくれているのが27歳の若手社員。
以前は30代後半〜40代のベテランが多かったのですが、会社が大きくなると、うちのようなマイクロ法人は若手の“修行の場”になるんですね。
これはこれで悪くない。
むしろ、若い人が持っている情報や感覚は意外と役立つものです。
デフレ時代のD社とインフレ時代のD社
彼と話していて気づいたのは、デフレの頃のD社と今のインフレのD社はまるで別物だということ。
デフレの時代は「とにかく売らなきゃ利益が出ない」という必死さがありました。
だからこそ「何でもいいから買ってください!」という空気が伝わってきて、サービスも手厚かったんです。
小さな会社の私に対しても、無理難題を聞いてくれる姿勢があったんです。
あの頃は「ここまでしてくれるんだ」と、個人的な信頼すら感じていました。
一方、今のインフレ時代は違います。
若手の彼からは「売る相手を選ぶ」というスタンスが伝わってきます。
つまり「面倒な客には売らない」。これがインフレ営業の当たり前なんでしょう。
他の会社も同じように変わっている
もちろんD社だけではありません。
他の大企業も同じように社員の対応が変わってきています。
前職の東芝グループの知り合いは私を知っているのでそれなりに対応してくれますが、そうでない人から見れば「小さな会社」という扱い。
対応が冷たいのも仕方ないことです。
結局、デフレは買う側が強く、インフレは売る側が強い。
市場はその時代の物価や通貨の強さによって形を変え、人もまたカメレオンのように変わっていく。
サラリーマンとはそういうものなんだと改めて感じました。
最後に、今回の担当者について。
彼は正直さがあり、人間性を感じさせるタイプなんです。
話していて「磨けば光る石だな」と思いました。
若いうちは人の中でもまれ、切磋琢磨して自分を磨いてほしい。
そうすればきっと輝く人材になるはずです。
以上


