不登校が増え続ける理由を日常の風景から考えてみた

日常の話

なぜ、不登校が増える?

最近、どこのニュースサイトを見ても「不登校」の話題を目にします。

今日はこの問題について、私自身が感じていることをちょっとだけ書いてみます。

そもそも、自分の中で話題になった理由が昨年11月、あるニュースサイトで「不登校の小中学生が過去最多の35万人超え」という記事をみたからです。

35万人?

この数字が多いのか少ないのかは一概には言えませんが、昔から学校に行けない子どもは必ずいました。

私の小学校のクラスにもいましたし、どの時代にも一定数存在していたはずです。

ただ、今はその数が年々増えている。

平和になり、物が豊富で便利な時代でなぜ?

そう思うのです。

私の周囲の知人にも子供が不登校で悩んでいる人もいますので、その肌感覚としても増加傾向を感じます。

なぜ、こんなにも増えているのか

私の考え

私が思うに、幼児誘拐殺人事件(宮崎つとむ事件)などの報道があった時点から狂い始めたのだと思います。

それから社会や大人への不信感が世の中に広がり、結果として“親の過干渉時代”が始まったと感じます。

その頃から子どもは常に親や家族のそばにいる生活が当たり前になり、他人と関わる機会が極端に減ってしまったのです。

さらに、教師による不祥事が続いたこともそれに拍車をかけたのかもしれません。

「誰を信じればいいのか分からない」という空気が、親や社会の気持ちを変え少しずつ子供を取り巻く環境が変わっていったのです。

福岡の街で感じる“変化”

私は福岡市に住んでいますが、休日に学校の運動場で遊ぶ子どもをほとんど見かけません。

近所を友達同士で歩く小学生もほぼゼロ。

見かけるのは、親や家族と一緒に行動する子どもばかりです。

昔から少しずつ増えていた光景ですが、今では完全に“当たり前”になりました。

休日は家族と過ごし、平日は塾へ。

友達と自由に遊べるのは学校の休み時間だけ。

結果として、付き合う友達はごく少数に限定され、その他の子とはほとんど関わらない。

これではコミュニケーション能力が育つはずもなく、人との距離感が分からないまま成長してしまいます。

そして「不登校」へ

他人と関わる経験が少ないまま育つと、集団生活に馴染めないのは当然です。

学校に行けなくなるのも、ある意味で自然な流れなのかもしれません。

しかし、このまま大人になればどうなるか。

不登校だけで済まず、会社に行けない大人が増え、最終的には引きこもりが増加する未来が見えてしまいます。

驚くのは今はリモートワーク限定の採用などがあるという記事を見たときです。

「時代も変わったよなあ~」と感じたことを憶えています。

これが今の若い社会人に多い傾向にあると雑誌には書いてありましたが、短に時代の流れではなく、リモート雇用をせざる得なくなったのも事実です。

そもそも、社会に出て、いきなり不特定多数の大勢の人と仕事をするのは簡単ではありません。

だからこそ、幼児期にさまざまな経験を積ませることが本当に大切だと思うのです。

それを親は怠ってきたのかもしれません。

“子どもの王様化”

家族と常に一緒にいることで、子どもが“王様”のような立場になってしまうことがあります。

親は何でも無条件で言うことを聞いてくれる。

居心地の良い場所にいれば、人はどんどん弱くなるものです。

そんな環境で育てば、他人とコミュニケーションを取りたいと思わなくなるのも当然です。

親自身が、子どもをその環境に追い込んでいることに気づく必要があるのではないでしょうか。

不登校の問題は数字だけでは語れない、社会全体の空気や家庭環境の変化が深く関わっているように思います。

最近の若い人を見ると”生命力”というものを感じないのもそれが原因です。

以上

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