
物流の混乱期
オンライン販売(EC)を本格的に始めて、気づけばもう9年ほど経ちます。
この9年の間にもいろいろな変化がありましたが、最近とくに「時代が変わってきたな…」と感じる出来事が増えてきました。
今日はそのことを少し書いてみます。
オンライン販売の“主軸”は何か?
価格?写真の見せ方?サービス?品揃え?
もちろん全部大事です。
でも、今の社会情勢を見ていると、どう考えても 「物流」 が最重要になってきています。
どれだけ安くて良い商品を扱っていても、お客様に届けられなければ意味がありません。
近所の方なら取りに来てもらうこともできますが、ECではほぼ不可能です。
そして今、その物流が危うくなりつつある気配を感じています。
配達員の高齢化と、外国人がいない不思議
最近とくに気になるのが、配達員の高齢化です。
街中では外国人労働者をよく見かけるのに、宅配の現場ではほとんど見かけません。
タクシー業界では外国人の免許取得のハードルを下げたというニュースを半年前に見ましたが、宅配業界にも同じ流れが来るのでしょうか。
ショップで起きた“異変”
実は、私のショップで利用している佐川急便さんが最近かなり大変な状況です。
2〜3ヶ月前までは28歳の若いドライバーさんが担当してくれていたのですが、急に別の地区へ配置換え。そして退職?
何があったのか?
その後は担当がつかないどころか、集荷が来なかったり、時間がどんどん遅くなったり…。
中央区全体が混乱しているのが伝わってきます。
背景には佐川急便の社内体制も問題と考えています。
佐川急便には昔のような“貪欲さ”が全くと言って良いほど無くなってしまったのです。
固定給制度の落とし穴
佐川急便は固定給制度に変わりました。
要は頑張っても頑張らなくても給料は同じということです。
これでは労働市場では厳しいと思いますね。
仕事したくない人はどうしても「手を抜こう」という方向に流れやすく、結果として頑張っている人が損をする構造になってしまうからなんです。
それはどこでも同じです。
一方、ヤマト運輸は歩合給制度が根底にあり、こちらは比較的余裕があります。
会社の規模だけでは説明できない差を感じます。
もちろん歩合給はチームワークを乱す面もありますが、そこは管理職がコントロールすべきところ。
しかし、その管理職が機能していないのが今の危機なのかもしれません。
実際、佐川急便ではこの地区今月だけで3名退職すると聞きました。
3名もです。これはもう崩壊寸前じゃないですかね。
物流はこれから“混乱期”に入る
2024年問題で物流の労働時間等が問われた時期がありましたが、その影響で2026年大混乱を迎えています。
どう転んでも、これからの物流市場はしばらく混乱が続くと思います。
だからこそ、私のショップでは複数の物流会社を使い、トラブル時にスイッチできる体制を整えています。
これからのECは、商品力だけでなく“物流リスクへの備え”がますます重要になっていくでしょう。
中東情勢も同様、日本が変革期に入ったのでしょう。
以上


