
ビジネスは継続できる
今年で58歳になりました。
38歳で起業してから、気づけばもう20年。
長いようで短いようで…気がつけば、あっという間にここまで来てしまった気がします。
振り返ると、正直「茨の道」そのもの。
苦労の記憶ばかりですが、不思議と“生きている実感”だけはしっかり残っている20年でした。
起業にマニュアルはない
起業って、誰も正解を教えてくれません。
自分で考え、自分で進み、自分で処理する。
この“自分物語”こそが、実は最高に面白いんですよね。
結果的に、私は マイクロ法人という形が自分に合っていると気づけたことが、ここまで続けられた理由だと思っています。
小さいからこそ小回りが利き、取引先に依存する必要もない。
社員を多く抱えることもなく、気を使いすぎる必要もない。
自由にできるビジネス、それが私のスタイルでした。
サラリーマン時代よりも、よっぽど濃厚で充実した20年だったと今は思います。
もし起業を決断できていなかったら…と考えると少しゾッとします。
でも、運命ってあるんでしょうね。
信頼できる優秀な妻に出会えたことも大きかったと、今は素直に思っています。
20年続けられた理由は「自分を知った」から
周囲には、自分を過信したり、大きく見せたり、「俺はできる!」と言う人もいます。
でも、実力が伴っていない人もたくさん見てきました。
その度に「自分を知れ!」と思っていたのを覚えています。
では、自分はどうなのか?
人のふり見てわがふり直せではないですが、自分を知ることは本当に重要です。
私は会社を大きくしたかったわけではありませんし、そもそも大きくできない性分なんだと思います。
自由に稼ぎたかった──その原点を忘れずにいた。
それだけなんです。
ただ、法人の特典は絶対に使いたかったので、何とか利益を出して法人化まで漕ぎつけました。
そんなこんなで「人生オリジナル」なんです。
何より、好奇心旺盛だったこと。
これが20年続けられた最大の理由だと思っています。
再生部品事業
本当に経営が安定したのは、2017年に始めた再生部品事業でした。
Web事業もそこそこ良いところまで行きましたが、外注やSOHOだけでは限界があり、 この手のビジネスモデルは会社をある程度の規模まで育てないと弱いと痛感しました。
そこで考えたのが、 「小さな会社で大きな収益を生む」という発想。
海外から並行輸入で部品を仕入れ、日本で検品し、市場へ出す
── このニッチ市場に参入したことで、SNSの集客により、ヤフーショッピングや楽天、Amazonなどの大手を気にせず、自社店舗で回せるようになりました。
そして今は生成AI時代。
これからの社会は、専門家(生成AI)が紹介するところに人が流れる時代です。
だからこそ、自社ブログやSNS、自社店舗を作り、ブランディングして導線を整えました。
このマーケット自体は中国華僑の方々が古くからやっているもの。
私はその流れをうまく活用して、自分のマーケットを作っただけなんです。
深堀り × ブランディング
このビジネスには、実は簡単に真似できない部分があります。
今はフリマやモールで簡単に売れる時代ですが、私が求めているのはそこではありません。
ただ売るだけでは競争に巻き込まれる。
でも、ビジネスモデルを作れば生成AIを活用できるんです。
例えば、リモートワーク中にキーボードが壊れたとします。
ほとんどの人は検索エンジンかAIツールで部品を探します。
いきなり楽天やAmazonで検索する人は少数派でしょう。
つまり、 生成AIに紹介されるだけでマッチングが成立するビジネスモデルなんです。
では、どうやって紹介されるのか?
答えはシンプルで、 「深堀り」+「ブランディング」。
深堀りだけだとオタクブログで終わる。
そこに「セルフリペア」というブランドを乗せることで、生成AIが見つけやすくなる。
そして紹介される。
とてもシンプルなマーケティングです。
Googleは企業情報を優先するので、ここでマイクロ法人が効いてくるわけです。
AI時代のビジネスは「専門性」がすべて
人は困った時、誰に聞くか?
でも、誰に聞くか?
専門家がそばにいれば事足りると思いますが、そんなことほぼありません。
だからスマホやパソコンに向かって生成AIに聞くんです。
これ事実でしょ。そういう人多いですし、これからも多くなります。
その回答の中に自分のお店や商品が紹介されれば、導線は完成。
そこまでなれば、あとは深堀になり、専門性を高めていけば良いのです。
それを生成AIがどう判定していくかを見守るだけ。
もちろん永遠に安泰ではありません。
同じことをする人が増えれば市場は薄まります。
でも、深堀りするカテゴリーを調整すればいいだけ。
慌てることはないのです。
要は、専門性を高めたマーケティングをすることで、生成AIが判定してくれるのです。
深堀りすれば、ビジネスは続くか?
多くの人は「お金」を目的に起業します。
サラリーマン時代より収入を得るため。
それも間違いではありません。
確かにやり方次第ではサラリーマン時代の何倍も多く、収入を得るでしょう。
ただ、それを継続することが難しいのです。
YOUTUBER見てたら解りますよね。
参入障壁が低く、誰でもできることは、いづれ競争にさらされるんです。
マイクロ法人が生き残るには、 普段の生活の中から深堀りできるものを見つけ、それを好きになり、どんどん深堀りしていくこと。
最近は断捨離ビジネスなどもその一つでしょう。
時代の流れに合ったものを生活の中から見つけることが大切です。
要は、 生成AI時代の中でどうビジネスを紐付けるか。 そしてどう収益性を高めるか。
そのために必要なのは、 「好きなことを毎日深堀りすること」
これに尽きると思っています。
以上


