シリーズ マイクロ法人を作る!二回目 小回りが利く会社のメリット

働き方

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小さな会社だからこそできること

こんにちは。
このブログでは、日々の気づきやビジネスに対する考え方を綴っています。

今回は、これから起業を考えている方に向けて、少しでも参考になればと思い、私自身の経験を交えて「小回りが利く会社のメリット」について書いてみたいと思います。

起業は難しい。でも、やってみないと始まらない

「起業」と聞くと、なんだか大きなことのように感じるかもしれません。
確かに簡単なことではありません。

でも、実際にやってみると、少しずつ仕組みが見えてきます。

大切なのは、「できるか、できないか」ではなく、「やるか、やらないか」。

令和の今は、起業のハードルが下がってきていると感じます。

思い立ったら、まずは一歩踏み出してみる。そんな時代です。

私のビジネスのスタート地点

私のビジネスの目標は、「大儲け」ではありません。

生涯現役で、自分のペースで働き続けられる小さな会社を育てること。

そのために、まず考えたのは以下の2点でした。

  • どんな形で収入を得ていくか
  • どんな会社に育てていきたいか

この2つを軸に、日々フィードバックを繰り返しながらビジネスを育ててきました。

最初から完璧な計画なんて必要ありません。

走りながら考えることも大事です。

ただし、信頼できるブレインやパートナーを周囲に置くことはとても重要。

私の場合は、真面目な税理士さんと、システムに強い妻がいてくれたことが大きな支えになりました。

もちろん、取引先を含めた人間関係も大切です。

ビジネスは一人では成り立ちませんからね。

ストックビジネスとの出会い

私は2回目の転職で、東芝の子会社にてIT機器の卸・営業を経験しました。

ここで「仕入れて売る」という流通の基本を学びました。

その中で出会ったのが「ストックビジネス」です。

これは、商品を売った後も、その付属品やサービスで継続的に収益を得るビジネスモデルです。

たとえば、家庭用の浄水器。

本体を売った後も、定期的にカートリッジが売れ続けます。

プリンターならインクがそれにあたりますね。

私は東芝テックさんの販売網を活用し、消耗品の販売からスタートしました。

これが思いのほか収益性が高く、「小さな会社でもやっていける」と確信した瞬間でした。

小さな会社の強みを活かす

このストックビジネスをベースに、Web制作の事業も並行してスタートしたんです。

最初は本当に大変でしたが、地道に積み上げていくことで、少しずつ成果が出てきました。

Web制作では、ホームページを作るとサーバーや保守といった継続的なサービスが必要になります。これも立派なストックビジネスです。

こうした仕組みをいくつも作ることで、社員を雇わずとも十分な利益を確保できるようになりました。おかげさまで、コロナ禍でも大きなダメージを受けずに乗り越えることができました。

ストックビジネスの進化と競争

ストックビジネスは魅力的なモデルなので、参入者も多く、競争も激しいです。

最近では「サブスク」という形で進化していますね。

ただ、小さな会社には「小回りが利く」という大きな強みがあります。

市場の変化や不況にも柔軟に対応できるのです。

次なる挑戦:再生部品ビジネス

私が今、力を入れているのが「再生部品ビジネス」です。

これは2017年、コロナ前から少しずつ育ててきたパソコンの部品販売事業です。

最大の壁は「仕入れ先の確保」なんです。

パソコン部品の多くは中国が拠点なので、海外との取引が必要でした。言語の壁もあり、最初は本当に大変でした。

「得して損する」ではなく、「損して得取れ」。
この精神で、地道に信頼関係を築き、仕入れルートを確保しました。

販路はSNSやブログを活用し、広告費をかけずに集客し、社内システムは妻が構築し、ほぼ自動化せています。

これでかなりの低コストECサイトが運営できるのです。私は目利きとして、レアな部品を仕入れて販売する。この仕組みで、今の「ダイナショップ」が成り立っています。

世界へ、そして未来へ

ありがたいことに、個人のお客様から企業、修理店、PCメーカーまで、幅広くご注文をいただいています。パソコンの部品は世界共通なので、海外からの注文もあります。

さらに、SDGsの流れにもマッチしており、今でも成長を続けています。

小さな会社でも、資金力をつけて、小回りの利く経営をすれば、十分に戦えますし、何より、自分のペースで、やりがいを持って働けることが一番の喜びです。

これから起業を考えている方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。

以上

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マイクロ法人を作る 小さな会社だって良いじゃん!法人化して、税金納めて、利益出して、確実に生き残るのは小さな会社です。
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