日本語部品の変動

日常の話

仕事への責任感

ここ最近、本当に日本語キーボードが手に入りにくくなりました。

キーボードって、パソコン部品の中でも唯一“国ごとに作られる”特殊なパーツなんですが、どうも日本向けだけが敬遠されているのか、メーカー側の事情なのか…理由は分かりません。

ただ、数が減っているのは事実です。

さらに追い打ちをかけるのが、最近主流になってきた“一体型パーツ(リベット式キーボード)”。
これが増えたことで、交換用キーボード自体が流通しなくなってきました。

中国の工場事情と「笑っちゃう」クオリティ

うちでは中国全土から比較的工賃の安い工場を探して組立をお願いしているのですが、この工賃も中国の経済状況で大きく変動します。

もちろん、工場の“仕事への姿勢”も品質に直結します。

安いところに任せると、やっぱりそれなりのものしか返ってきません。

ある時なんて、リベットの手抜きがひどすぎて笑ってしまいました。

「これ、バイトのおばちゃんがやったんじゃないの…?」

と思うレベル。
基本の基本ができていない。

こういう場合は、こちらで溶接して“訳あり(補強済み)”として販売するのですが、正直ちょっと悲しくなります。

日本も他人事ではない

とはいえ、中国のことを悪く言うつもりはありません。

なぜなら、日本も似たり寄ったりだからです。

先日、大手リペア業のマネージャーとリモートで話したときのこと。
修理スタッフの多くがアルバイトやパートの女性で、パソコン修理とは無縁の人たちだと聞いて驚きました。

ちょっとレクチャーしただけで“専門修理スタッフ”になる。

人手不足というより、工賃の問題でしょう。

今の修理はユニット交換が中心なので、手先が器用ならすぐに“プロ”になれてしまう。

バイト感覚でできるのも分かりますし、それ自体を否定する気はありません。

メーカー修理の“ほころび”

先日、某メーカー修理について問い合わせがあり、調べた結果「これはメーカー側のミスですね」と回答しました。

正直、「こんなミスするかな…?」と半信半疑だったのですが、やっぱりメーカーのミス。

よくよく聞くと、そのメーカーは修理代行店に委託しているとのこと。

メーカーによっては管理がゆるいところもあり、代行店の品質がそのまま修理品質に反映されてしまいます。

とはいえ、メーカーの修理代行店がミスをするというのは、やっぱり管理体制に問題があると感じます。

ただ、どのメーカーも似たような状況で、企業のコンプラや内部統制が徹底されていないのも事実。

社員のスキルやモラルも確実に落ちています。

現場で感じる“危うさ”

実際に接していて感じるのは、
仕事への責任感や誇りが薄れている
ということ。

これは何かの“合図”のようにも思えます。

小さなほつれが積み重なり、気づかないうちに信用ビジネスが崩壊していく。
そしてそれが、今の日本が直面している“何か”につながっている気がしてなりません。

今は特に、注意が必要だと感じています。

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