
若者の問題
昨日、久しぶりに東芝テックのビジネスパートナーの社員さんが来社されました。
しかも、初めてお会いする方。
もちろんアポは入っていたので突然ではないのですが、「このタイミングで?」と少し考えてしまいました。
とはいえ、おかげで最近の東芝テックの“内側”が少し見えた気がします。
今日はその話を少しだけ。
東芝テックとの長い付き合い
今回来られた彼は49歳。
私より9歳下ですが、ほぼ同じ時代を生きてきた世代です。
話していると、東芝テックが本当に勢いのあった頃を知っているタイプの社員だと感じました。
彼は転職組でキリンビールから転職してきたみたいです。
当時の上層部を知っている私としては、その時代を耐えてきたということだけで尊敬に値する人なのです。
私の会社が東芝テックのパートナー店になったのは、私が38歳で起業した直後のこと。
ただ、コロナ以降は機器の売り上げがほとんどなく、正直ずっと申し訳ない気持ちがありました。
そんな中での訪問だったので、こちらとしては少し恐縮していたのです。
話題は「今の若者世代」へ
いろいろ話す中で、特に印象に残ったのが“若者世代の育成”の話。
彼はグループ長という立場なので、人材育成と売り上げ管理の苦労は尽きないようです。
特に若手の育成は難しいらしく、社内はまるで「腫れ物に触るような接し方」になっているとのこと。
これはどこの企業でも同じ傾向がありますが、指導されないまま社会に出る若者たちは、長い目で見ると大きな損失を抱えることになります。
そしてそのツケは、結局自分たちに返ってくる。
それに早く気づいてほしいものです。
会社が育ててくれないのであれば、私だったら「自分を育ててください!」と直接言っていたかもしれません(無いかな??笑)
東芝テックが“普通の大企業”になった理由
昔の東芝テックはブラック企業の代表的な会社です。
それは誰もがそういうでしょう。
東芝のブランドを付けたブラック企業なのですが、当時はブラックとホワイトの基準が明確ではなかったため、それを問われることはありませんでした。
もちろん、退職までい追い込まれて家庭崩壊された方もいるでしょうし、人生をめちゃくちゃにされた方もいると思います。
しかし、それで良いんだと思います。
結局、それは全て自分に返ってくることですので、長い目で見れば恩恵があると思います。
良く言うでしょ「あの時が無ければ今の自分は居ないかも」。
それなんです。
なぜならビジネスは企業戦士を育ている場だからです。
これからの社会を乗り切って行ける戦術を若い時期に教えてくれるからです。
そういう時代を知っている私からすると今のテックは全く別物の企業に見えます。
なぜそうなったのか。
彼いわく「電通事件以降」だと。
私も同感です。
その後、教育系ベンチャーや就職斡旋業界が「ハラスメント教育」を掲げて企業に入り込み、“恐怖”を材料にビジネスを広げていった。
結果、企業側は萎縮し、「指導=パワハラ」という極端な構図ができあがってしまった。
どんな世界やねん、と思うほど今はおかしな状況になっているらしいです。
もちろん、ブラック企業が改善されたという良い面もあります。
ただ、日本全体として失ったものも決して小さくないと感じます。
初対面でも盛り上がる“同世代トーク”
今回の彼とは初対面でしたが、同じ時代を知っているというだけで、昔話に花が咲きました。
こういう“ちょっとした共通点”って、やっぱり大事ですね。
そして、最近ニュースで「東芝テック、赤字から黒字転換」という記事を見ましたが、これは円安の恩恵によるところが大きい。
真の実力ではありません。
今の営業社員を見ても、この激動の時代を乗り切れるか?
そんな感じに見えます。
ここに甘えてしまうと、東芝本体と同じ道を辿る腐った企業になりますので、何事も自らが行動に移す時代が令和だと思いますね。
以上

