ALS(筋萎縮性側索硬化症)

日常の話

難病

最近、ニュースやネットで ALS(筋萎縮性側索硬化症) という難病の名前を目にすることが増えました。

そんな中、7月27日。

元総務大臣の 松本剛明さん(67歳) がALSのため都内の病院で亡くなられたという報道を知りました。

「またか…」という、なんとも言えない気持ちになりました。

ALSとはどんな病気なのか?

ALSは、手足・のど・舌・呼吸に必要な筋肉が徐々にやせて力がなくなっていく、進行性の神経難病です。

筋肉そのものが悪くなるわけではなく、 脳や脊髄にある 運動ニューロン(筋肉を動かす神経) が壊れてしまうことで、脳からの命令が筋肉に届かなくなる

――それが発症の仕組みだと言われています。

松本さんがいつ発症したのかは明確ではないようですが、体調不良を訴え始めたのは2025年頃とのこと。

それまでは何の問題もなかったそうです。

原因不明の難病はいろいろありますが、ALSはその中でも特に「なぜ起こるのか」が分からない、不思議な病気です。

ギランバレー症候群との違い

一方で、最近よく耳にする難病に ギランバレー症候群 があります。

こちらは、感染症(カンピロバクターによる腸炎や風邪など)にかかったあと、体内で作られた抗体が誤って自分の末梢神経を攻撃してしまうことで起こる病気だそうです。

どちらも「手足が動かなくなる」「息苦しくなる」といった運動麻痺が起こるため混同されがちですが、

  • 病気の原因
  • 進行スピード
  • 治るか治らないか(予後)

これらが全く異なる、別の病気なんですね。

神経難病はどうやって起こるのか?

似たような症状でも、原因が分かっているものと分からないものがある。

そう考えると、どれも他人事ではない気がします。

神経難病は細菌感染がきっかけになることが多いようですが、ALSだけは原因が特定されていません。

過去のウイルス感染や腸内細菌の乱れが、長い年月をかけて神経の炎症や老化を引き起こし、ALS発症に関わっているのではないか

――そんな仮説も研究されていますが、まだ「これが原因だ」と言えるルートは立証されていないのが現状です。

となると、やはり 老化 が大きな要因なのではないか、とも思えてきます。

58歳になって思うこと

先日、58歳になりました。

「まだ58歳」と言う人もいれば、 「もう58歳」と感じる自分もいます。

親の寿命を基準に考えてしまいがちですが、 時代も違えば、食べるものも違う。

精神的なストレスも、生活環境も、すべてが違います。

そんな中で「同じ寿命でいられるか?」と考えると、正直ちょっと無理がある気がします。

もし寿命を70歳と仮定すれば、あと12年。

この12年は、きっとあっという間でしょう。

そして残りの人生の最大の敵は「病気」。

どうやって苦痛なく生きていくか。

それが、これからの人生の大きな課題なのかもしれません。

以上

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