一万円の価値

日常の話

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現物資産

物価高騰は言い換えれば円の価値が下がったことを意味します。

インフレ・物価高騰など、外的な要素ばかりに目を向けていると自分の資産(貯金)がみるみる減っていることに気が付かないでしょう。

先日トヨタのクラウンを買った人とちょっとだけ話しました。

驚きましたが、もう既に車体価格は800万くらいするみたいですね。

そういえば、私が社会人になった時の話になりますが35年前の話をします。

先輩がクラウンを買った時に確か450万って言っていました。

今の約2分の1ですね。

ですから単純に言えばお金の価値はざっくり2分の1になっているということになります。

35年で2分の1?

ちょっと極端かもしれませんが、目減りしていることはあきらかです。

現物資産が良いと言いますが、当時のお金で金(ゴールド)に交換しておけば、約8倍になっています。

当時は2,096円/gで今が17,800円/gですから驚きの高騰です。

しかも消費税ありませんからね。

そう考えると現物資産の重みを痛感します。

土地などの不動産も同じです。

人生お金ではありませんが、こういう話を聞くと何となく心が揺れるのは私だけではありませんよね(笑)

1万円の重み

さて、そんなインフレ時代ですが、先日ふと1万円札の重みの無さに気付きました。

財布に入れていても直ぐに無くなってしまうのです。

札の存在価値でしょうか?

直ぐに去っていくのを感じます。

昔は財布の中で結構どっしりとしていたような気がします。

そのうちインフレが加速して5万円札とか10万円札などが出てき始めるのでしょう。

これはタンス預金などの現金を放出させる方策として昔から言われていますが、それが現実になってきたような気がします。

そうなると銀行預金つまり貯蓄もどんどん下がってきますので、今は現金を有形資産に変える方が良いです。

そうしなければ、いくら定期預金の利率が良いからと言っても、利息とインフレ率が相殺し、そのうち1000万蓄えがあっても、1年後は100万の価値しかなくなっているかもしれません。

そういう嘘みたいな時代が近づいているのも事実と思います。

全ては政府主導のばらまきや、給付などの政策が原因で、経済にお金がじゃぶじゃぶあるのです。

一般の方でもお金持ちになった感覚を得ますが、違います。

価値を失おうとしている一万円札を大量に持っているだけです。

今回の時代の流れは本当に嫌な何かを感じますね。

以上

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