
知ることが重要
最近、テレビやニュース、SNSなどで「AI」という言葉を見ない日はありません。
しかし、「AI」と言葉にも「生成AI」と「AI」という2つがあります。
実は少し違いがあるんです。
デジタルの世界は言葉の使い分けが意外と重要で、ここ解っていないとどことなくぎこちない人に思えてくるんです。
まあ、どっちでもAIには変わりないのですが、なぜ?使い分けるのか?
不思議でしょ。
特に流行り言葉は意味を理解して使わないと、どこか違和感が生まれますし、その人の理解の深さも自然と伝わってくるものです。
もちろん、私自身も完璧ではありませんが、このAIに関しては学んで欲しいです。
今回は朝のちょっと気分転換で書きます。
AIと生成AIは何が違うのか?
まず前提として、どちらもAI(Artificial Intelligence:人工知能)であることに変わりはありません。
違いは「何を入力して、何を出力するのか」という点にあります。
生成AIとは?
私たちが普段よく触れているのは、ChatGPTやGeminiは「生成AI」です。
入力(インプット)
- インターネット上に存在する膨大な文章や画像などのデータ
出力(アウトプット)
- 新しい文章の作成
- イラストや画像の生成
- プログラムコードの作成
- アイデアの提案
つまり、生成AIは「生成」と言うだけに「新しいコンテンツを生み出すこと」が得意なAIと思ってください。
AIとは?
一方で、自動運転やロボット技術の中核となるAIがあります。
いわゆる「フィジカルAI」と呼ばれる領域ですね。
入力(インプット)
- 現実世界から取得した膨大なデータ
出力(アウトプット)
- 右に曲がる
- ブレーキを踏む
- 猫と犬を判別する
- 危険を回避する
こちらは「判断や行動」を行うことに重点が置かれています。
要は完全に人間の位置づけです。
身近なのは生成AI
こうして比較すると、同じAIでも役割が違うことが分かりますよね。
私たちの日常生活で触れる機会が多いのは生成AIです。
一方で、自動運転やロボットなどの高度な判断を担うAIは、まだ身近な存在とは言い難いですが、将来は接していかざる得ないでしょう。
一般の方は気にしないで良いですが、デジタル社会で仕事をしている人はせめてこの違いを理解して使い分けるだけでも、AIへの理解は一段深まると思います。
生成AIとの付き合い方
生成AIは日々進化しています。
以前は「A+B=AB」と答えていたものが、学習やアップデートによって「A+B=D」や「E」といった、より良い答えを提示することもあります。
ある意味、人間の成長に似ています。
間違うこともあれば、とても助けられることもあります。
だからこそ、生成AIは「頼りになる親友」の程度で留めておくのが良くて、依存していくと大きなミスとすると思います。
間違っても「Geminiが言ったから?」なんて大人なら言ってはいけません。
どんなにAIが普及しても、自分で考えて自分で行動することは忘れないください。
AI時代のサイバー犯罪
AIの進化は便利さをもたらす一方で、新たな課題も生んでいます。
最近増えているサイバー犯罪の多くには、AI技術が活用されていますので、優秀なハッカーが24時間休むことなくシステムの弱点を探し続けていることと同じです。
脅威と思うでしょ。
個人的にはかなり脅威と思います。
先日GMOが「能動的サイバー防御」という言葉も飛び交っていますから、既に民間ではどうにもできないということで国家間が力を合わせてというステージなんだと思いますね。
そのため、「AIにはAIで対抗する」という考え方もありますが、現実にはいたちごっこの状態が続いきますから、自分で何とかできる範囲はしないといけません。
今後は単なる情報漏えいだけでなく、データの改ざんなど、さらに深刻なステージに移行していきますので、その被害も大いに懸念されます。
特に金融分野は重要なターゲットされていることは間違いないでしょう。
まずは知ることから始めよう
先日までのポジティブなAIはどこに行ってしまったのでしょうか?
最近はネガティブなAIの話題で持ち切りです。
これはなぜか?
知らないからです。AIを良く知らない。
AI技術は今後ますます私たちの生活に浸透していきますし、我々を超えていくことは間違いないのです。
だからこそ大切なのは、自分の資産や情報を自分で守る意識を持つこと。
それは知ろうとする姿勢です。
言葉の意味を正しく理解することも、その第一歩かもしれませんが、知ることで不安がある程度分かってきます。
そうすることで、AIとの向き合い方も少し変わってくるはずですので、まずは知ることなんです。
以上

