自分の人生
医者を見ていると「なぜ?こんな仕事してんだろう」と思います。
自分ができない仕事だからです。
私は仕事している人を見ると「なぜ?この仕事してるんだろう」と考えてしますのです。
これは仕事で人を差別している訳ではなく、仕事への価値観が気になるからです。
例えば医者を例にしましょう。
医者の仕事への価値観はどうか?
最近は「病気を治す」医師から「雇われ」医師が多くなった気がするからです。
医者の家庭に育ったから医者なっただけという考え方です。
私の親も大企業のサラリーマンで昭和の高度経済成長期の恩恵を受けているコテコテの昭和人間です。
人の目を気にしながら、人と同じことをし、目立ち過ぎず、普通に育てられました。
要は普通の人生が理想の親なのです。
大企業に就職して、結婚、子供、家庭、マイホーム、普通の人生を過ごしてもらいたかったのだと最近気づきました。
そういう極々普通の家庭に育つと、いつしか普通が当たり前という気になります。
要は自分で自分の人生について何も考えていなかったということです。
そういう人生にうんざりして、人生を大きく軌道修正したのが38歳の頃です。
幸いにも妻に恵まれました。
そういう生き方を理解してくれる人だったからです。
それから19年間、死に物狂いで仕事してきました。
そして今があります。
父は既に他界して、母が生きていますが、母にはどう映っているのか分りません。
昭和の人から見れば普通の人生ではないので、あきれているのかもしれません。
でも、良いんです。誰から何と思われようと。
38歳のあの転機の時、普通の人生を選ばずに、ギャンブル的な人生を選べて今では良かったと思っています。
残り人生を考える50代後半くらいからそういうことを考えるんでしょうね。
ただ、それがどんな人生であれ、これが自分の人生なんだと思います。
今死んでも満足な人生だったと思います。
人生一回こっきりで、ストレスなく生きたいからですね(笑)
以上