イレウスの報告(克服編)

スポンサーリンク

イレウス報告

イレウス完全克服しました。

この病は不治の病ですので、完治という訳ではないのですが、取り敢えず古傷が痛まなくなったとでも言っておきます。

そもそも「イレウス」と一言で言ってもいろいろなケースがあるので何とも言えないのですが、私のような術後の癒着性イレウスであれば「治せる病」として良いと思いますよ。

この病には特効薬がありませんから、発生する要因を見付けて、それを改善するだけで症状はでません。

医師からは「大建中湯」という漢方薬を飲むように言われるのですが、これでは表面だけの処方ですので必ず再発します。

多分、大建中湯は気休めですね。

本当に治す気があれば私の内容を参考にしてください。

病の根本を治す

私は2023年の6月と11月に癒着性イレウスという病名で福岡の日赤病院に入院しました。

これをきっかけに自分の病との闘いが始まったのです。

このイレウスという病は「薬」や「医者」に頼ってしまってはダメです。

医学的には解明されていませんので、取り敢えず、自分なりの考え方を信じて、東洋医学に基づきその原因を改善しました。

イレウスの敵は「便秘」と思いがちですが、そうではなく、腸の健康状態だと思い、私はそこを改善したのです。

私の治療

考えたのはホースです。

腸をホースに例えると良く分かります。

経年劣化したホースと新品のホースのどちらが詰まり易いか?

経年劣化した方です。

つまり、経年劣化したホースはトグロを巻くとホースがねじれて水が詰まるように腸も同じ原理でイレウスを発症します。

これなのです。

ですから腸自体を健康にするために基本的なことをしました。

それは「血糖値」と「睡眠」です。

腸のほとんどが血管でできているので、「血糖値」の問題と思い、食後血糖値が上昇しないように毎日食後3000歩くらい歩きました。

つまり、血管を老化させないようにしたのです。

それと歩くことで腸の活動も活発になると思ったからです。

そもそも老化と共に歩かなくなったということもイレウスを発症している原因と思います。

次に睡眠です。

副交感神経が夜活発に働くということを知り良く寝ることで健全な便を作りだすと思い、この2つに注力して、生活改善したのです。

そうすると毎朝必ず決まった時間に排便するようになり、便の色や太さなどが半年くらい後に変わってきたことを実感しました。

365日欠かさず同じサイクルで生活すると、不思議と同じ時間に排便があり、それ以降イレウスの症状が消えてしまったのです。

今では何を食べても全く問題が無くなりました。

確かに咀嚼は必要です。

しかし、過度に食事に気を遣う必要が無くなったのはイレウス発症の原因が食事ではないということです。

医師が言う「よく噛んで食べる」とか「満腹食べない」「繊維が多い食品は食べない」「消化し難いものは食べない」などのアドバイスは人間としての基本であり、「イレウスを治す」ということに直結はしていないです。

イレウスを治すということはホースの原理ではないですが、癒着があっても物を通過できるだけの腸の健全さだと思います。

腸が健康になれば、便の色も変わりますし、太さも変わります。

私が最近思うのはそれです。

そう考えてみると若い頃はイレウスで悩むということはありませんでした。

多少調子が悪くても直ぐに治っていたように思います。

今では食べることよりも「出す(排便)」の方が面白くなり、爽快な1日を過ごしています。

薬に頼らず病の根本的な原因から治すことを忘れないようにしましょうね。

以上

タイトルとURLをコピーしました