脳がリアルな世界へと引きずり込む怖い話

日常の話

人間は脳に支配される

私の中でどうしても忘れられない事件があります。

それは2025年6月24日に起きた、教員によるSNSわいせつ画像共有事件です。

既にあれから1年経ちます。

これがただのわいせつ事件だったらまだ救われるかもしれませんが、小学校教員とその手口にショックを受けたというのが本音です。

「人間もここまで落ちたのか?」という事件でした。

恐らく、このブログを読んでいる人も同じ思いを受けたと思いますし、今でも鮮明に憶えていると思います。

現役教員10名が児童のわいせつ画像やディープフェイク画像をSNSで共有していたという、信じがたい内容でした。

ニュースを見たとき、「自分たちが何をしているのか理解しているのか?」と真っ先にそう思いました。

しかも、秘匿性の高いSNSアプリを使っていたということでしたので、今までのように衝動的に起こった事件ではなく、念入りに“計画的”された教育者が起こした事件なんです。

そこに不気味さと恐怖を感じたのです。

犯罪であることは恐らく彼ら自身が一番わかっていたはずですし、公になればどういう制裁を受けるか、自分の家族は、他の教育者の威厳が崩壊するなど、そんなの誰だってわかることです

それでも自分を止められなかった。

10人の誰一人止める行動へは行かなかった。

今までも脳科学に興味を持って調べていく中でこれが性への依存状態なのかと思いました。

──つまり、脳が幼児への執着を依存状態にしていたこういうことと結論がでるんです。

もう、個人を逸脱した別の人間に変わっていたのだと思います。

依存状態から快楽へ

そういう観点で調べていくとその本質にぶち当たります。

これはアルコール依存症と同じで、理性ではもうブレーキが効かない状態に脳が陥っていたのです。

要は性への快楽です。

脳が何かの拍子に潜在的に持つ性癖への快楽を覚えてしまい、本人の意思では止められない段階に入っていたのでしょう。

今日は、この「人間の身体は脳が支配する」という視点から、性犯罪や依存について少し書きます。

性犯罪は“脳犯罪”

性犯罪の多くは、欲求が理性を追い越したときに発生すると言われています。

最近は特に、私はこれを「脳犯罪」と呼ぶべきだと感じているんです。

SNS、動画配信、ポルノサイト── 人間の欲求が交差する情報の洪水の中で、脳は簡単に依存状態に陥ります。

ここが問題なのですが、一度覚えた快楽を脳は忘れないんです。

だから、より強い刺激を求めてしまう

これが最も恐ろしいところで、自分では止められない状態が依存状態なんです。

その結果、現代社会では昔と質の違う犯罪が増えていて、今回のような考えられない事件も増えています。

例えば、市役所職員が個人情報を売ったり、銀行職員が金庫から物を取ったりする「聖域犯罪」が増えています。

確かに昔も類似した事件がありましたが、表にはでてきませんでした。

恐らく、この手の犯罪は時代が変わっても、一定数あっていたのだと思います。

ただ、幼児や児童をターゲットにした犯罪はほとんど無かったと思います。

宮崎勉の事件も世の中を震撼させましたが、本当に極々稀な事件でした。

でも、今はそういう昔では珍しい児童へのわいせつ行為の性犯罪が日常茶飯事のように起こっています。

しかも加害者の7割が10代~30代なんです。

下記は2024年1月に執筆された記事ですが、その中に下記のコメントがあります。

加害者の7割が10~30代 子どもへの性加害をめぐる日本の課題:朝日新聞
学校や塾、スポーツクラブなどさまざまなところで、子どもへの性加害が明らかになっている。2023年は、旧ジャニーズ事務所の創業者、故ジャニー喜多川氏による未成年の少年たちへの性加害について被害者たちが…

「警察庁によると、児童買春、児童ポルノの検挙件数は、それぞれ2206件、3035件だった。また、全国の児童相談所への性的虐待の相談件数は22年度、2451件に上った。こうした表面化した数字は「氷山の一角」と言われている。」

これ理解できますか?

この手の性犯罪はすべて脳が「もっと強い刺激を」と命令しているのです。

未来の被害者を無くす

ここからが調べた結論なんです。

今回の教員の事件も、SNS上での画像共有という段階でしたが、脳が依存状態に入れば、いずれリアルな世界へと欲求を向けるでしょう。

それが人間なんです。

もしそれが現実になっていたら── リアルな犯罪被害者が生まれたのです。

それがわが子であれば大変です

被害を受けた子どもの人生は取り返しがつかないほど壊されていたでしょう。

単なるバカな大人の性欲で、人の人生が大きく変わってしまうんです。

だからこそ、この逮捕は彼ら自身にとっても救いだったと思うんです。

脳が暴走すると、誰かが止めてあげないと既に自分では止まらないのです。

だから、この逮捕は未来の被害者となるはずだった子どもたちの人生も守られたんだと思います。

恐らく、この手の脳犯罪症候群は第三者が介在しないと防げないのです。

若者に“異変”

お気づきかと思いますが、今回のSNSグループの加害者である教員も若い人が多いです。

20代、30代。

私は、今の若い男性に何か異変が起きているように感じています。

幼児へのわいせつ事件は氷山の一角で、若い時期からSNSに接してきた価値観というものがその根源なのだと思います。

ただ、賢い人間はそれに気づき、自分を立て直している人も多くいます。

それが”断捨離”、俗に言うミニマリストだと思います。

情報の氾濫と脳への刺激

これからさらにこういう犯罪は加速していくでしょう。

だからこそ、自分自身で規制をかける必要があります。

脱スマホ、デジタルデトックスを実践している人は、脳が支配される危険性を理解しているのだと思います。

脳が支配してしまえば、もう自分では止められない。

だからこそ周囲の人が手を差し伸べてあげないといけないんだと思います。

以上

「なぜ先生が?」の裏に「年間約100人懲戒処分」の現実 "盗撮教師"がはびこる教育現場の闇
(2ページ目)教員による性暴力事件が相次ぎ、文部科学省の対策も抜本的な解決には至っていません。「なんで先生が?」という驚きは今や「また先生か」という諦めに変わりつつあります。なぜ再発が止まらないのか、その根底に何があるのかを考えます。(この...
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