納得するまで質問する
AIはとても賢いのですが、ある意味馬鹿です。
だからこそ、納得するまで質問した方が良いです。
要は生成AIの場合、元々ある情報から持ってくるので、それが間違っていたら、その回答も間違います。
理論立てて質問することにより、その誤りに気付いたりもします。
AIが気付けば謝罪もしますし、新しい回答も探してきます。
例えば、先日技術ブログネタで分からなかったことがあり、それをジェミニに聞きました。
これに関しては私の知識よりジェミニの方が上でした。
質問
LenovoのモデルでideaPad シリーズがあります。
型番82HL00B9JPでideapad L360i と出たり、IdeaPad L3-15ITL6と説明されたりします。1つの型番で2つのモデルがあるのですか?
ジェミニの回答
ご質問ありがとうございます。一つの型番で2つのモデル名が表示されるのは、Lenovoの製品命名規則と、市場での通称が入り混じっているためです。
結論から言うと、「82HL00B9JP」という型番は、Lenovoの公式な製品コードであり、これは「IdeaPad L360i」というシリーズの特定の構成モデルを指します。そして、「IdeaPad L3-15ITL6」はその製品のより詳細なモデル名(あるいはプラットフォーム名)です。
詳しく見ていきましょう。
型番(Machine Type Model: MTM):
「82HL00B9JP」はLenovoが製品を特定するための「Machine Type Model (MTM)」と呼ばれるコードです。このコードは、CPU、メモリ、ストレージ、ディスプレイなどの特定の構成、および販売地域(JPは日本)を一意に識別します。このコードを見れば、その製品がどのようなスペックを持っているかが正確に分かります。
検索結果によると、82HL00B9JPは以下のスペックを持つと確認できます。
シリーズ名: IdeaPad L360i
CPU: Intel Celeron 6305
画面サイズ: 15.6型 (1366×768)
メモリ: 4GB
ストレージ: SSD 256GB
OS: Windows 11 Home
Office: Microsoft Office Home and Business 2021
光学ドライブ: DVDスーパーマルチドライブ
シリーズ名「IdeaPad L360i」:
これは、Lenovoの製品ラインナップにおける「シリーズ名」です。「IdeaPad」はコンシューマー向けノートPCのブランド、「L360」はその中のモデル番号、そして「i」はIntelプロセッサー搭載モデルであることを示します。
より詳細なモデル名(プラットフォーム名)「IdeaPad L3-15ITL6」:
「IdeaPad L3-15ITL6」は、そのPCのより技術的な、あるいは内部的なモデル名(プラットフォーム名)に近いです。
L3: IdeaPad L3シリーズを指します。
15: 15インチモデルであることを示します。
ITL6: これは、搭載されているCPUの世代とプラットフォームのコードです。
「ITL」は「Intel Tiger Lake」(第11世代Intel Coreプロセッサー)を指します。
「6」は、その世代の中での特定のプラットフォームのバージョンやバリエーションを示していることが多いです。
つまり、型番「82HL00B9JP」の製品は、「IdeaPad L360i」というシリーズに属し、その中でも具体的に「IdeaPad L3-15ITL6」というプラットフォーム(第11世代Intel Tiger Lakeプロセッサーを搭載した15インチモデル)の、特定の構成(Celeron 6305、4GBメモリ、256GB SSDなど)であるということです。
販売店や情報源によっては、シリーズ名である「IdeaPad L360i」で説明することもあれば、より詳細な「IdeaPad L3-15ITL6」で説明することもあります。どちらも同じ製品を指していると考えて問題ありません。Lenovoの公式スペックシート(PSREF)などを見ると、「IdeaPad L3 15ITL6」という表記が使われていることが多く、これが基盤となるプラットフォーム名であることがわかります。
ご安心ください、1つの型番で2つの異なるモデルが存在するわけではなく、同じ製品に対して、一般的なシリーズ名と、より詳細なプラットフォーム名という複数の呼び方があるということになります。
質問
下記アドレスの製品は末尾に「i」がついていませんが、intelモデルになります。なぜですか?
ジェミニの回答
ご提示いただいたアドレスの製品についてですね。
おそらく、その製品は「IdeaPad L360-15IML」のようなモデル名で、末尾に「i」が付いていないにもかかわらずIntel CPUを搭載している、ということかと思います。
これは、Lenovoのモデル命名規則が進化していることと、特定のシリーズで「i」が省略されるケースがあるためです。
いくつかのパターンが考えられます。
「i」の省略:
最も一般的なケースとして、「IdeaPad L360」シリーズが元々Intel CPU搭載を前提として設計されており、特にAMD版が存在しないか、あるいはIntel版が主要なラインナップであるために、「i」の表記が省略されている場合があります。
例えば、「IdeaPad L360-15IML」の場合、「IML」の部分がIntel CPUを搭載していることを示しています。
I: Intel
M: Mobile向け(ノートPC用)
L: Comet Lake(第10世代Intel Coreプロセッサー)など、特定のIntel CPUアーキテクチャやプラットフォームを示すコード
この「IML」のようなコードは、Lenovoの公式な技術仕様書(PSREF: Product Specifications Reference)などで確認できる、より詳細なプラットフォームコードです。このコード自体がCPUのメーカーを示しているため、わざわざシリーズ名に「i」を付けなくてもIntel製であることが分かるようになっています。
AMD版の存在:
まれに、同じ「IdeaPad L360」というシリーズ名で、Intel版とAMD版の両方が存在する場合もあります。その場合、AMD版には「IdeaPad L360-15AML」(AMD Mobile)のように「A」が含まれる別のプラットフォームコードが付与されます。しかし、Intel版が主流であるため、「i」が省略されることがあります。
古いモデルである可能性:
ご指摘の製品が少し前のモデルである場合、当時の命名規則では「i」を明記していなかった可能性もあります。近年、「i」や「a」を明記する傾向が強くなっていますが、過去のモデルではそうでないケースも存在します。
ご提示いただいた製品が「IdeaPad L360-15IML」である場合、これは第10世代Intel Coreプロセッサー(Comet Lake)を搭載していることを示すプラットフォームコード「IML」が含まれているため、Intel CPU搭載モデルであることが分かります。「i」が付いていなくても、Intel製であることに間違いはありません。
Lenovoの命名規則は非常に多岐にわたり、すべての製品に一貫した簡潔なルールが適用されているわけではありません。そのため、正確な情報を知るには、**「型番(Machine Type Model: MTM)」や「プラットフォームコード(例: 15IML6など)」**を確認し、Lenovoの公式製品ページやPSREFを参照するのが最も確実です。
という回答です。
ですから私なりの知識で反論してみました。
質問
モデル名の後に「i」付くもの、付かないものありますが、これは「i」が付くものはcore iシリーズモデルになり、付かないものはRyzenやceleronモデルになるということだと思います。
intelとAMDの違いではないと思いますが、如何ですか?
ジェミニの回答
ご推察の通り、Lenovoのモデル名における「i」の有無は、多くの場合、搭載されているCPUのメーカーを示しています。
「i」が付くモデル: ほとんどの場合、Intel製プロセッサー(Core iシリーズ、Celeron、Pentiumなど)を搭載しています。
「i」が付かないモデル: これは主にAMD製プロセッサー(Ryzen、Athlonなど)を搭載していることを示します。
ただし、いくつか補足が必要です。
「Core i」シリーズに限定されない:
ご指摘のように、「i」が付くからといって必ずしもCore iシリーズ(Core i3, i5, i7, i9)を搭載しているわけではありません。Intel製のプロセッサーであれば、エントリーモデルのCeleronやPentiumを搭載していても「i」が付くことがあります。これは、「Intel inside」という意味合いが強いためです。
AMDの場合の命名規則:
AMD製プロセッサーを搭載しているモデルでは、「i」が付かないか、またはモデル名の末尾に「a」が付く(例: IdeaPad L360a)場合や、数字でAMDであることを示す(例: Legion 5iに対してLegion 5がAMDモデル)など、シリーズによって異なる命名規則が適用されることがあります。
省略されるケース:
以前の回答でも触れましたが、特にIntel製プロセッサーがそのシリーズの標準的な構成である場合や、モデル名にIntelであることを示す別のコード(例: -15IML の “IML”)が含まれている場合など、「i」が省略されることもあります。
結論として、IntelとAMDのどちらのCPUを搭載しているかが、「i」の有無の主な違いであるという認識で間違いありません。Core iシリーズかCeleren/Pentiumか、あるいはRyzenかAthlonかといった具体的なCPUのグレードは、そのモデルのさらに詳細な型番(SKU)やスペックシートを確認する必要があります。
Lenovoの命名規則は非常に複雑で、シリーズや世代によって細かな違いがあるため、購入を検討する際は、常に具体的な型番で公式情報を確認することをお勧めします。
ジェミニに具体的に反論してみましたが、回答を曲げず主張していますので、これが本当の内容だと思います。
1回目の回答であれば、単純になりますが、その背景まで見ると納得できると思います。
ですから、単純に信用するのではなく、自分なりの考え方もぶつけてみることも大切です。
以上