
自分で考える
若い頃にいろんな経験をしていると、歳を重ねるにつれて不思議と世の中の輪郭が見えてくるものです。
はっきり言語化できるわけではないけれど、「ああ、そういうことか」と何となく理解できる瞬間が増えていくんです。
そう!何となく「そういうことなんだ」
そんな感じです。
私は若い頃に大病を経験したこともあって、医療に対してはずっと疑問を持ちながら向き合ってきました。
特に“医師という存在”には強い興味があります。
人によって考え方も技術もまったく違うからです。
今日は、これまで私が出会ってきた医療について、少し書いてみようと思います。
不可能が可能になった瞬間
知人や友人の中には医療関係者もいて、直接話を聞くこともあれば、ブログを書いている方の考え方を読むこともあります。
そういう情報に触れると、医療の価値観がいかに人によって違うかがよく分かります。
私が通っている歯科医師のブログもよく読むのですが、最近読んだ記事が昔の出来事を思い出させました。

要は歯科医からインプラントを勧められているらしく、それをしたくないため、この歯科医院に診療にきたみたいです。
私はこの記事の方のように抜歯再植までは至りませんでしたが、当時は福岡市で“名医”と言われる歯科を3件ほど回りました。
しかし結果はどこも同じで、インプラントを勧められたのです。
インプラントは高額な自由診療ですが、私のような人が重視しているのは価格ではありません。
もっと根本的なところ――「人間に鉄くぎを埋め込む」という治療法そのものに、私は強い疑問を持っていました。
というのも、父がインプラントで長く苦しんでいたからです。
私の中では“ありえない治療法”という印象が強く残っていました。
そんな中で今の歯科医を見つけ、一か八かで訪ねたところ「まだ大丈夫ですよ」と言われました。
驚いたというより、正直“疑った”というのが本音です。
福岡市で「できるだけ抜かない治療」を掲げる名医のところへ行っても見放されていたのに、ここでは簡単に「まだ大丈夫」。
誰だって疑いの目で見ると思います。
しかし結果は、そこから10年以上、問題なく自分の歯として生き続けているのです。
この経験から私はまず「諦めずに自分で考えること」そして、「医者にもレベルがある」ことを学びました。
そうなんです。
いつの間にか私は知らない医者に依存していて、自分で考えることを放棄していたんですね。
これは多くの人が陥っている状態だと思います。
医者=病気を治す
もちろん間違いではありません。
でも、すべての医者が同じレベルで同じ判断をするわけではない。
仮にそれが癌など生命に関わるものであれば、逢ったばかりの医師に命を預けるのか?
そこに気づくかどうかで人生は大きく変わります。
医者も人間ですから常に進化し続ける医師もいれば、マニュアル通りで思考停止している医師もいます。
でも外見はどの人も「医師」なんです。
誰に診てもらうかで未来はまったく違ってくるのも事実です。
持病イレウスのこと
私の持病であるイレウスも同じです。
ほとんどの医者は「術後イレウスは治らない」と言います。
それは間違ってはいないと思います。
海藻類など消化に悪いものは避ける、柔らかいものを食べる、満腹にしない、暴飲暴食しない――と、教科書通りの指導が返ってきます。
もちろんそれも間違いではありません。
でも私は思うのです。
「それって人間の食生活として当たり前のことでは?」と思うんです。
イレウスはいろいろな要素が重なって起こる病ですから、そこを指導すれば起こらないのだと思います
もしこの分野を本気で研究している医師がいるなら、ぜひ会って分析してほしいです。
“不可能”とされているものを“可能”にする医療には、心から尊敬の念があります。
私が行っているパソコンのセルフリペアの世界でも、同じように不可能を可能にできたら嬉しいです。
そんな思いを持ちながら、私は今も自分の身体と向き合っています。
以上


