
伝記映画
先日、スティーブ・ジョブズの伝記らしき映画を何気なくみたんです。
主演はアシュトン・カッチャー。
さらに、昔よく観ていたマシュー・モディーンまで出ていて、妙に懐かしい気持ちになりました。
おそらく以前放送されたものが自動録画されていたのだろうと思います。
最初は観るつもりもなかったのに、気づけば最後まで見入ってしまったんです。
こういうサクセスストーリーは本当に面白い。
現実は映画ほど簡単じゃないと分かっていても、つい惹き込まれてしまうんですよね。
ジョブズの“こだわり”が驚くほど丁寧に描かれていて、そこはきっと本当なのだろうと思います。
1980年代の「可能性」に満ちた空気
アップルが初代マッキントッシュを発売したのは1984年1月24日。
ちょうど私が16歳の頃で、映画のストーリーは小学生〜中学生時代の話になるんでしょう。
当時はオーディオもテレビもビデオもあって、映像も音楽も十分楽しめる時代だったんです。
友人の家にはシャープの「X68000」があり、ゲームを楽しんでいたのをよく覚えています。
その「X68000」は1987年発売で、モトローラのCPU「68000」を搭載した、ゲームファンやクリエイターの間では伝説的なパソコンなんです。
https://asset.watch.impress.co.jp/img/ah/docs/1622/433/0_s.jpg
GUIインターフェースや「ゴミ箱」の概念など、今につながる仕組みが既に搭載されていて、あの頃から一気にコンピューター社会へ向かっていった気がします。
コンピューター社会の入り口に立った1991年
「これからはコンピューターの時代だ」と思い、システムエンジニアとして社会に飛び出したのが1991年です。
私が23歳の時です。
ちょうどバブル崩壊の少し前だったかな。
世間では暗いニュースも多かったんですが、当時の私はそんな空気をほとんど感じていませんでした。仕事でいっぱいいっぱいだったですね。
新日鉄という巨大企業にバブル入社し、コンピューターという未知への仕事をしていたからです。
当時IBMとがっちりタッグを組んだ環境で、周囲は“キーボードを叩くのが三度の飯より好き”という人ばかりがうじゃうじゃ。
私はコンピューターに興味がなかったので本当に大変だった思い出があります。
ただ、社会がコンピューターを中心に変わっていくスピードも肌で感じられたのが貴重な経験だったように感じます。
そして1995年、Windows95が発売され、いよいよ本格的なコンピューター社会の幕が開いたんです。
ノートPCとの出会いが人生観を変えた
私がパソコンにのめり込むようになったのは、28歳で東芝の子会社に転職してからでした。
そう、東芝 dynabook との出会いだったんです。
ここから人生観がガラッと変わったような気がします。
そういう意味でチャレンジしていくことは重要だと思いました。
とにかく、仕事というものを楽しくしたいという気持ちです。
本当に“パーソナル”な時代に、ノートPCというデバイスを手にし、夢中になっていった記憶があります。
ノートパソコンが飛ぶように売れたんです。
そういう意味で仕事が楽しかったですねェ~。
ジョブズがパーソナルコンピューターにのめり込んだように、私もノートPCにのめり込んでいったのだと思います。
東芝の開発者やマイクロソフトの人と話す機会も多く、なぜ東芝のPCが安定しているのかなど、裏話を聞くのがとても楽しかったんです。
1998〜2000年にかけて、パーソナルコンピューターは一気に進化しました。
その変化の真ん中にいられたことは、今思えば本当に幸せに思いました。
そして今、AIの時代へ
時代はコンピューターからAIへ。
こんな素晴らしい変化をリアルタイムで体験できるなんて、実は毎日ワクワクしているんです。
だからこそ、今回観たスティーブ・ジョブズの映画は、どこか自分の伝記を見ているような気分になりました。
面白かったし、懐かしかったし、少し誇らしい気持ちにもなりました。
没頭した人生は決して損ではなく、たった一度の人生であれば、好きなことして終わりたいと思いませんか?
何か精神疾患の人が増えているというニュースもあり、自殺者が増えているというニュースもあり、皆何かに怯えているような感じさえもするんですよね。
私の場合、人さえ殺めなければ何やったって良いという人生観がありますので、ある意味無謀な人生なのかもしれません(笑)
ただ、人それぞれオリジナルの人生だから面白く、楽しいということがあるんじゃないですかね?
何となくみんなが資本主義に踊らされ、同じような無難な人生を歩んでいるような気がするんです。
「それが当たり前」という植え付けられた教育なんですかね。
以上


