退職後の人生どう生きるか?

働き方

退職後の人生とは

昨日、妻と散歩していた時のこと。

ふと話題に上がったのが「退職後の人生」でした。

というのも、私も妻もサラリーマン生活を早々に卒業しているので、いわゆる“定年退職”という概念がありません。

働こうと思えば働けるし、遊ぼうと思えば遊べる。

そんな生活をもう何年も続けています。

ところが最近、退職を控えた知人と話す機会があり、ふと考えたんです。

「退職を迎えるって、どんな気持ちなんだろう?」

先日読んだニュースの内容とも重ねながら、少し書いてみようと思います。

人は弱くなる

多くの人は23歳前後で社会に出て、60歳前後で一区切りを迎えます。

約37年くらい社会の中で必死で働きます。

再雇用制度がある会社ならプラス5年くらい働き続けることもできますが、給与は半分、仕事内容は同じ。

そうなると、続けるべきかどうか迷うのも当然です。

私はその“定年”という節目を経験していませんが、退職した人たちの話を聞くと、共通点があります。

それは”孤独”と”病”です。

ライフサイクルの変化

消化器系の不調、心臓の病気、そして最悪の場合は鬱。

「退職」という出来事が、これまでの“生きる希望”から外れてしまうからだと感じます。

一般の人であればその37年間を何かに追われるように必死で働きます。

仕事は我慢の連続でもあったけれど、同時にそれは“生きる軸”でもあったのです。

それが突然なくなるのですから、嬉しさの裏に不安があるのは当然です。

不安は老化とともに身体を蝕む

人間の身体は脳が支配しています。

だからこそ、継続的な不安は老化とともに身体へダメージを与えます。

以前、こんな内容で書いたので、時間があれば読んでください。

エンドルフィン?
物を減らす今日は海外のニュースサイトで目にした「エンドルフィン」という脳内物質についてちょっと調べたのでそれを書きますね。この物質がどうやら気分や自己肯定感に深く関わっているらしいのです。研究結果によると、分泌量が私たちの心の状態を左右する...

上記でも書いていますが、「朝起きて、仕事をして、帰ってくる。」

単純ですが、この“適度な緊張感のあるサイクル”こそが、実は健康の基本サイクルだったんです。

そこから外れると、心も体もバランスを崩しやすくなり、突然不調になるケースが多いです。

これは多くの人の話を聞いていても、驚くほど共通しています。

実際に私の父も含め、周囲の人はぜ~ぶ、退職後2,3年で大病しています。

つきまとう財力の不安

もちろん、趣味があれば仕事の代わりになるかもしれません。

でも、そこで必ず出てくるのが「財力は続くのか」という問題。

どれだけ趣味があっても、どれだけ自由があっても、お金の“不安”という影は必ずついてくるものです。

私自身、38歳で退職し起業した時は不安もありましたが、それ以上に“希望”が勝っていました。

若さも体力もあったからこそ、前に進めたのだと思います。

想像以上に”孤独”

退職後の世界について、多くの人が口を揃えて言うことがあります。

「想像以上に孤独だ」「今まで感じたことのない不安が襲ってくる」

直接このコメントを聞いたわけではないですが、会話の中でそれを感じるんです。

仕事中心で生きてきた人が、急に趣味だけで生きるのは難しい。

旅行三昧の生活も、実際には長く続かない。その裏には必ず社会からの”孤独”とお金の“不安”が潜んでいるからです。

人は誰しも「誰かの役に立っている」という実感とそれに対する対価が必要なんだと思っています。

恐らく、それがあって人間は「不安」を感じなくなるのだと思います。

要するに必死で生きているからです。

ただ、役立ちと対価がなくなると、とたんに心が弱ってしまい、社会からの孤立とお金の不安で”病気”へと発展していくのです。

それは周囲に居る人を見ても解ると思います。

一挙に老け込んでしまうでしょ。

AI時代でも変わらないもの

結局のところ、退職後の不安を和らげる方法はシンプルです。

何でもいいから、人の役に立つことを続ける。

そしてその対価を得る。

実はこれだけなんです。

それは仕事かもしれないし、ボランティアかもしれない。

形は違っても、“誰かのために動く”という行為が、人を強くし、その対価が社会からの”孤立”と”不安”を和らげてくれるのです。

AI時代になっても、この本質だけは変わらないと感じています。

しかし、退職前の人はそれに気づかず、何も考えてない人が沢山います。

その人に少しでも伝えられたらと今日はちょっとだけ書いてみました。

以上

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